氷花・2024-04-21
君は君のままで
自分と 他人
他人と 自分
比べてはいけないよ
比べるなんて無理なんだよ
みんな同じじゃないから
みんな違うから成り立つ世界
これが 僕たちの生きる世界
悲しい恋をしていたの
ぽつりと呟くように
今は思い出と言うけれど
その胸の傷痕
僕には消す事出来やしないけど
その傷痕ごと優しく
慈しむように抱きしめるよ
水族館のイルカ
ショーのためのジャンプ等
芸を出来る能力や
習得する早さにも個体差がある
それを人はイルカとしての
優劣を付けたがる
だけどそれは
人に見せるためだけの芸であり
あくまでイルカとしての
生きる能力とは全く別物であり
優劣をつけるべき基準ではない
君たちもそうだ
何かが出来る出来ない
得意不得意誰にもある
特に学校という集団において
スポーツが出来たり
絵を描くのが上手だったり
ピアノが弾けたり
何かに秀でた人はいるだろう
だけどそれを比較して
自分が劣ってるなんて
思う必要はどこにもない
水族館で飼育されたイルカが
野生で生きられるか
どうかは別問題であるように
本来何か一つ二つの要素で
人間の価値は決められない
ましてやたまたま
同じ地域で
ほんの二〜三年
同じ時代に産まれただけの
小さなコミュニティで
優劣を付ける意味なんて
本当はどこにもなくて
より優れた能力を持つ個体が
何千年何万年の時を経て
環境に適応して進化していった
ダーウィンの進化論なんて
嘘だらけだよ
じゃあ何故人間に進化する
元になったはずの
類人猿が未だにサルやゴリラとして
存在しているんだ
陸や海や
それぞれの環境に
様々な形や能力を持つ生命がいるんだ
君の価値は
学校なんて小さな水族館で
決める事なんかない
芸の出来ないイルカで良いんだ
その証拠は
この僕だよ
もしも歩き疲れたら
荷物を降ろして休めばいい...
努力が無理に変わって
涙しちゃいけない。
誰かが早くて誰かが遅いとか
君が惑わされぬ様に
ずっと見守っているから...。
遠回りは逃げる事では無くて
最短距離でも有る事を
君がやがて気付ける日まで...
だから君は君のまま
君のままで歩こう...。
Kenji 🦋✨
君は十分頑張ってるから
今日くらいは全て投げ捨てて
一緒に逃げ出そう
嫌われることを捨ててでも
守るべき大切なものだって
きっとあるはずなんだ
「心ごと抱きしめてほしいよ」
なんて呪い
君にはかけないから
否定されながら
生きてきた毎日を
この海に流そう...
努力の否定...
存在の否定...
人格の否定...
価値観の否定...
そして
生まれて来た事への
否定まで...。
君は奴隷じゃ無いのだから。
君は君のままで...。
Kenji 🦋✨
君は君のままでいいんだよ
こんなこと言われたいな…
暗闇に真っ暗でなにも考えたくない日々に飽々する
誰か助けてよ…
僕を見つけて…
僕の手を掴んで…
引っ張り出してよ…
この暗闇から…
孤独に潰されそうなときは
君の隣を願う人がいること
どうか一瞬でも思い出して