梅の子・2024-07-04
君を守らせて
タグ借りました
守るとは違うかもしれないけど
あなたを支えさせてほしい
ダメかな?
当たり前だと思ってた
一緒に過ごしてきたから
二口小説「恋心はメロンソーダ」
俺は片想いをしてる
彼女の名前は舐瓜 蒼
俺御剣 翡翠は…
ずっと声すらかけるも
難しかった
どうやって話そうか?
嫌われたくない
俺なんて…
そう思ってた
そんな時彼女が絡まれてた
嫌そうな顔をして
泣いてたのだ
そしたら体が勝手に動いてた
「何やってるだお前ら辞めろよ?
蒼さんが嫌がってるだろ!」
そしたら成り行きで
蒼と仲良くなれた
高校2年の登校中に
俺が急かしたばかりに
キキーッ!!
「蒼!危ない!」
手遅れだった…蒼は交通事故に
巻き込まれて植物人間状態と
なってしまった…
俺は怒られた。
蒼の両親にも俺の親にも
人生が崩れる音がしたんだ
それでも一番辛いのは
蒼だ
こんな状態でずっと息をして
生きている
俺は毎日蒼に会いに行った
蒼の両親に最初は嫌がられたが
俺の熱量に負けて
途中から許してくれた
高校も卒業し短大に行き
俺は気づけば20歳になっていた
蒼はまだ生きている
「蒼?起きてるか?」
「今日は花束を持ってきたんだ
珍しいだろ?緑の花なんだぜ」
「俺のせいで苦しい思いさせて
本当にごめん、何度謝っても
許されないよな」
だから、蒼にコレ…
小さな青い箱俺はソレを蒼の前で開けた
「結婚指輪、エメラルドの…」
俺は蒼の小指そっとはめて
「好きです。結婚して下さい」
そしたら奇跡が、起きた。
蒼が泣いてるのだ
今まで何も反応すらなかった
蒼が…
口を動かして何か伝えようとしてる
先生!先生!
蒼さんの意識が!
一緒にいた看護師が慌てて
部屋を出ていく
「ヒス…ワタ…ス…」
何か小さい声で聞こえた
間違え無く蒼の声だった
俺は彼女をコレからも
支えて行く
あの時の青春の甘くて爽やかな
恋心はクリームと混ざり合い
奇跡を、起こした
嗚呼…恋心はメロンソーダだ。
end
君の痛みや苦しみが
自分の事のように感じるの
だって
大切な人なんだもん
ずっと
好きだったんだもん
〈 詰め込みすぎたタグ紹介 〉
※時間がある人推奨※
では行きます↓
# 君はずっと隣にいると思ってた
# 月も一人は寂しいから
# 花々は運命に乞う
( "さだめ"の方が語呂が
いいなとは思います )
# 君を守らせて
# 君と夏の肝試し
# カメラ越しに見えたもの
# カサブランカの笑顔
(カサブランカの花言葉 「裏切り」)
# ハーバリウムと甘い瞳
# 嫉妬してしまう僕は
# 君と夏の笑顔
# 君の"好き"にはなれない
# 定員二名の恋の病
# 姫の近くに王子様はいない
# 雀の涙な心配
# 運命の味に出会えたら
"僕は"とか"君を"とかありますけど、
もちろん"私は"でも"貴方・貴女を"でも大丈夫ですから!
表現・使用・解釈等自由ですが
報告してくれたら
反応はしやすいです!
たどり着いた君の元
悲しそうに海を見つめる君を
守るように優しく包み込んだ
君を守りたい
どんな事をしたって
君だけを守りたいんだ