まるほの・2019-07-21
ポエム
夏の夕暮れ
ひまわりと太陽
夏の夕暮れのひまわりは
もう見えなくなる君とのお別れに
また明日元気に会うまでと
君を見送る
明日までの辛抱、辛抱
夏の夕暮れ
じめじめしてるけど
夕日がキレイなんだよな
あの人は今何してるのだろうか…?
夏の綺麗な夕陽を見ると
何故か死にたくなる。
夏の夕暮れ
生暖かい風が頬を掠める
昼間の熱が残っているんだろう
それでも…
陽が傾くだけで少しなりと
暑さが和らぐ
子供の頃の夏は
こんなに暑くなかったのに
いつから体力を奪う程
暑くなったのか
朝・晩だけでも
早く涼しくなって欲しい
西陽に包まれて
サーファーが丘へ引き揚げていく
渚の夕凪に潮騒が鳴き始めたから
生暖かい風が優しく吹いた
揺れる草花とフワっとなびく長い髪
目を綴じ深呼吸をする貴女の後ろ姿は
神々しい光と美しさを放っていた
夏の夕暮れ
夕方になると君に会いたくなる
あなたは覚えてる?
あの夏の日に
離れた場所で
一緒に見た夕暮れを
二人して写メを撮り
お互いに送り合った
同じ想いだったことが
わたしはそのことが
たまらなく嬉しかった
あなたと通じ合えた
あなたの写メを見て
微笑んだわたし
今でもわたしの
ケイタイに保存
されています
あの不思議な夕暮れを
離れた場所で共有した
わたしたちの夏は
まだ終わらない
気温が下がるこの時間
君に触れた手はまだ暑くて