#夏の終わり

性別とか年の差とか関係ない

俺は君が、

君という存在が

好きだから

ラムネのビー玉から覗いた空
飛行機雲が線を描き
瞬く間に雲の奥に消えてった ⋆

秋になったら

1人で旅に出ようかな。

大丈夫。

目に映る世界は

あたたかい色をしているから。


きっと寂しくないよ。

夏の終わりが近づくその時まで

貴方の幸せを、影から見守るよ

打上花火のように、儚い恋だけど

この思い出が、心の中で輝き続ける

儚い恋の小さな火は

ポツンと落ちて

夏の思い出のあとがきは

涙で滲んだ。

晩夏をくぐる蝉の声

息を繋いで君と生きたい

残暑交じりの雨に少し秋の気配を感じて

命脈が哀哭に引き摺られ

壊れかけの心を無下に蹴った

「さようなら」愛しい君へ

夏の終わりに別れを告げ

新たな旅路を歩むため

心の中で君を抱きしめる

蝉は生きた証を残そうと　
最期の灯火が消えるまで鳴きたてる
僕は聞こえないフリをして
今日を生きた

生ぬるい風が吹き抜ける晩夏

叶わぬ恋の切なさを抱えながら

夏の終わりを迎えるその日まで

君の幸せを願うことしかできない

この恋は、せめて思い出の中で生き続ける

新しい季節が来る

心の片隅で君を感じ

少しずつ前を向いて

また歩き出すから

煌めく雫は涙のように

儚く消える晩夏光

夕方5時のチャイムが
今日はなんだか胸に響いて
「運命」なんて便利なもので
ぼんやりさせて

最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな
ないかなないよな
会ったら言えるかな
まぶた閉じて浮かべているよ


　　　若者のすべて/フジファブリック

夏の終わりになったら、必ず聴きたくなる曲。
みなさん、少しずつ秋めいてきましたね。

香水の残り香が夏の終わりを告げている