#夏の陽炎、君の幻影

たまにしか

会うことできなくなって

優しく笑う君の顔

大切に想っても届かなくて

ただ好きだけ伝えたいのに

青嵐が肌に触れる

今亡き君を求めてしまう

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# 夏の陽炎、君の幻影


使用・解放　自由

使用報告　あると嬉しい

忘れたと思った頃に

君をまた思い出してしまう



夏が僕を

追い越した気がした

あなたへの灼熱の想いを
あなたはいとも簡単に
すり抜けて


私から去っていく


それでも未練がましく
あなたの抜け殻にすがりつき
あなたの幻影は
薄く薄くなっていく

ゆらゆら動く陽炎が、

気温の高さを物語る。

早く君に声をかけないと、

今年の夏も終わってしまうというのに。


君との思い出が作れないまま、

今年も季節が変わっていく。