#夜

死にたい今日も


仕方がないと誰かにバレる前に


夜に呑まれないうちに


僕を見つけて欲しかった


追慕しては寂寞に駆られて


君の存在に気付いて

夜の旅人は歩きながら空を照らす

数え切れない星は誰かの泣いた跡

夜って静かな時間になるけど

心の声は大きく聞こえるのね

独りの独り言より二人の無言の方が

独りより寂しいと思ってしまった夜

君の夜を庇いたかったよ

朝に遮られてしまう前に

迷うのなら私を目印にしていいよ

君が安心できるまで付き添うから

夜の間に少しだけ背伸びをしてみました

朝の君が地に足を付けていられるように

月が世界を照らそうとしていても

闇がまた浮かんでは心を潰すのよ

月が微笑んで「願いは？」と僕に尋ねます

願えば夜の間に叶えてくれるのでしょうか

足踏みしてくれたって構わないんだ

長くあって欲しい夜だってあるから

夜の雨は涙を誘ってしまうから

私に気づかれずに泣いてくれよ

明日に希望を抱けない私など

夜に置き去りにしてしまえよ

変わらないことが苦しい
変わって行く様が苦しい

長い夜が過ぎれば

早い朝が必ず来る


1日1日違う日々で

幸感じるは瞬間で

不幸感じるは永久


こんな毎日に私は

疲れを感じました

未だ明けない夜の中で寂蒔に染まった

君に打ち明ける頃には夜が明けるよな