#大切な人

0時を過ぎれば溶けてしまう勇気に

震える指先で綴った未送信の想いに

君に届かない宛名を書き続けるの。

目を閉じれば観覧車が回り出すから

現実より甘い嘘で君と手を繋ぎ歩く

チケットなんていらないわ

私たちの恋は自由席だから

枯れてから手向けた言葉など

空気みたいに誰も見ないのに

心から笑えて素が出せる

ありのままの私で居られるのは

君のおかげだから本当にありがとうね

心の拠り所は君だったのに

君は私のこと忘れてしまったのかな

画面越しの向こうの君の様子が気になるの

私という人生の物語に

君というかけがえのない存在が必要だったの

そんな言葉が読みたい訳じゃない。

定型文のテンプレート。


あなたの本音が、

一文字もないなんて、

寂しくて、悲しいじゃない。


私は、そんなに頼りなかった？


いざというとき、

私の顔は、出てこなかった？


それなら、私のせいだね。


上に広がる空のように、

下に広がる大地のように、


キミが何も思わなくても、

いるのが当たり前の
存在になれてなかった、

私のせいだね。

小さなことで良いから

君との咲かせた笑顔を幸せと気付いて

私の宝物にしちゃいましょう

君に寄り添っていたい

そう想っていたのに

何故私と距離を取ろうとするのでしょうか

ふいに足を止めた理由は

知らないそよ風に

懐かしい声が聞こえたから

言う気はあるけど

勇気が足りない

そんな意気地無しの話

人間って単純だからさ

好きな人が好きなものは好きだし

好きな人が嫌いなものは嫌いなんだよ

貴方の飾らない笑顔が好き

四季折々の表情は私を魅了するから

永遠に変わらずにいつまでも

その笑顔を私に見せてほしいの

｢いつか｣を信じた私は

まだ君に会えると信じている

あなたからの言葉は

私の宝物

いつも光をくれる

導いてくれる

たしかな繋がりを感じた日