悠陽・2019-08-17
独り言
片思い
好きだなって感じる時
「 あぁ 好きだなぁ 」
って思うときってあるよね。
こうしたら君はなんて思うかな?
ああしたら君はどうなるのかな?
ふと気付いたら私はもう
君の事しか考えてなかった
恥ずかしさをごまかすように
照れてはにかむ貴女を見て
ああ、好きだなって。
今日は異常なくらい雨と風が強かった
そんな中並んで歩く君との帰り道
いつも通り普通に喋っていたけど
ありえないくらい強い風が吹いてきた時
傘が思い切りひっくり返って
バランスが取れなくなってよろめく私
一度傘が戻って風も弱まって
「あ、治った」
そう安堵する私に追い打ちをかけるかのように
再びの強風 傘はまた思い切りひっくり返って
更に手が滑り傘が飛んでいき慌てふためいた
そんなドジな私を隣で思い切り笑う君
流石にちょっと恥ずかしかったけど
私「笑ってないで助けてよ(笑)」
君「だって一回戻ったのにまたひっくり返ってさ」
君「面白すぎるやろ(笑)」
君が心から笑ってくれたからまぁいいか
君からのメッセージ
その文字から浮かび上がる
あなたの表情が見えた時
どうしても涙が溢れそうになる
好きな人のおかげで
学校がちょっとだけ楽しみになる
いや、凄く楽しい。
逆に、会えないと凄く悲しくなる。
私のこと見て
笑顔で
声掛けてくれた時
名前を呼んでくれるだけで嬉しい
教室の窓からグラウンドを眺める君
部活が気になってずっと眺めてる
早く練習したくてソワソワしたり
ちょっと微笑みながら外を見ている君を眺めてる私
君は無邪気でほんとに野球が好きなんだなぁ
君の笑顔が見たいから
会いたいな、話したいな、自分だけを見て、
って思う時。
「ぼんやりと眺めていたんだ
校舎の窓からやっぱり
可愛いなって」
え…これまさに今日の私じゃんww
やっぱり片想いも青春だなー
大好きでたまらないのに伝えられなくて
あふれてとまらなくなるんだ
ずっとだいすき
やっぱり
貴方じゃないと
私の口角はあがらないよ
「 もう寝たかな 」
既読になり話の途切れたLINEを一人暗い部屋で眺める。
一日の会話を読み返し、
彼女のLINEを可愛いなんて思いながら
スクロールしていく。
ふと 好きだなぁ .. と そんなこと思いながら
瞼を優しく閉じた。