短編小説
「見つからないもの」♯1
青春の中で自分を失ってる女の子の話です。
主人公
・名前→〇〇
・中学3年生
・2つの部活で部長。
"周りと少しズレている"
昔からそんな気がしていた。
みんなが共感する事に共感できない。
周りが私の発言を理解できない。
仲の良い友達数人で話す時さえ、
私の発言で
時々時が止まる。
時が止まると、気まずい。
その気まずいってやつは私を傷つける。
だから今日も私は
"自分を隠す"
自分が傷つくのは嫌だ。
だから私は自分のエリアに誰かを入れない。
でも目立つ事が嫌いだからクラスに馴染めるようにある程度の友達はいる。
このクラスは仲の良い方だから馴染みやすかった。
だけど、私は相手のエリアに入らない、
誰かを私のエリアに入れない。
なのに…
キーンコーンカーンコーン
「さようなら」
やっと放課後。
1人で帰る準備をする。
前まで友達と帰って寄り道したりしてたけど
自分と周りのズレを感じてから
1人で帰るようにしている。
今日も1人で帰る。
⁇「ねぇー!今日部活ないから一緒に帰ろー」
⁇「さなも!
さなは部活土日だけだから
毎日帰れるよー!」
⁇「え!じゃあうちも引退して部活ないから
ついてくー!
私「いぇーい!帰ろー!」
⚠️紗奈は幼馴染⚠️
……本当は1人で帰ろうと思ってたんだけどね。
断ると、相手が傷つくかも。
いつか自分に返ってくるかも。
嫌われるかも…
だから、本当の事は言わないで
偽りの自分で突き通す。
この偽りが、本当の自分だったら
きっと、楽しいんだろうな。
これが本当の私になるといいなとか思いながら
みんなと肩を並べて廊下を進む。
もも「そういえば〇〇ってさー
部長なんでしょ?すごくない!?」
私 「そうかなー?たまたま選ばれただけ
だと思うけど…」
紗奈「いやすごいっしょ。運動部の部長って
大変そうだし」
茜 「てか男子の部長、優じゃん!
そこくっつくとかありじゃない⁉︎」
私「いやないない笑」
こういう女子の会話。
別に嫌いじゃない。むしろ楽しい。
でもこうやって楽しんでる時に
また自分が出てしまいそうで怖い。
新学期に入って、ほとんどが新しい友達。
絶対に嫌われたくない。
だから会話を楽しむな、私。
でも…
ちょっとくらい
私は何も気にせず楽しんでいいかな?
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初めて小説的なの書いてみた。
なんか妄想とかよくするけど
文字に書いたの小学生ぶりだわ、
昔は「絵本書くー!」とか言って
頭の中をそのまま紙に書いてた笑
下手かも知れないけど、
ちょっとした趣味でやってる感じなので、
気にしないでください(?)
実際にある自分の気持ちとか
実際の出来事とか、
中学生生活最後の今しか書けないこと書いてきます。
なんか、自分を表したような作品です!
あ、タイトルは今週のタグから
思いついたものにしました笑