#幸せな過去

今回は長めです。最後まで読んでくれたら嬉しいです！

あと3日。
『あなた』と別れて2ヶ月の日まで。

一昨日…
『あなた』の事を思い出して泣いた。
思ったことは…
｢まだ、『○○くん』を想ってこんなにも泣けるんだ｣ってこと。
あぁ、全然まだ諦められてないんだなって。
もう…
早く忘れたいって思うのに『あなた』と
付き合った"半年間"が昨日のように思い出してしまう。

でもね…
もう、新しい恋をしてもいいかなって思う。
『あなた』が嫉妬して私と別れたことを後悔して
ほしいなとか。
これくらい、望んでもいいでしょ？
だって、私と『あなた』の2人でもう【幸せ】は
描けないから。
『あなた』と描き続けたかった【幸せ】を
私は『あなた』とじゃない別の誰かと描ききるよ。

そして…
｢『○○くん』と出逢えて良かったよ。ありがとう。
お互いに別々の道で幸せになろうね。
そして、時々、会って近況をあの頃のように話そう？｣
って言えたら私はそれだけで【幸せ】だ。

せめて、"付き合う前"のあの頃の2人に戻れるなら
それでいい。
もう、二度と"彼女"になれなくても"後輩"…
ただの"後輩"じゃなくて一番"親しい"後輩になれて
戻れたらいいな。
叶う日は来るかな。その日まで私は私なりに頑張るね。

万華鏡


幸せだった思い出をなぞるように

今日もまた覗き込んでは、埃を拭う。


雲が風に流れていくように

そんなふうにいつか。

あんな過去、

消えてなくなってしまえばいい。


何を願ったって変わらないんだ

僕が覗いているのは所詮万華鏡の世界。

嗚呼早く忘れてしまいたい。


君と出会えたことは

一生の奇跡であり、

一生の悲劇。


いくら過去を振り返っても

いくら自分を苦しめても

過ぎた時間は戻らない。


何をしようと、

所詮、万華鏡の世界。

一度過去に戻れるなら＿＿＿



もう一度だけ、君と過ごしたい。

あの時間を取り戻したい。

寂しいね、会いたいねって
スマホ越しに言い合った夜。

今度会おうって、
遠い貴方からの約束。
見えてもないのに勢いよく
頷いて、
ただの気休めじゃないと信じて。


そんな幸せな数年前。

今ごろ貴方は、他に愛する誰かと
同じことを言い合って、
同じ約束をしてるのかな。

その翌日にでも、
二人の約束は叶うのかな。