凛夜・2023-04-01
高校生活
夢
幼馴染
高校では
同じ教室で、同じ授業を
廊下ですれ違ったら
笑って手を振るのを夢見てた
真夏の海に憧れたの
君が一番輝く場所だから
夕焼けの空。
私の目の前にはお似合いの2人。
2人は私の"幼馴染"。
"大好き"な『あの子』が隣でかわいく
鈴みたいな声で笑う。
それに答えるように静かにでも嬉しいそうに
笑う『君』。
『君』は私の好きな人。
でも、もう叶わない片想い。
私の知らない所で2人は想いを
育て実らせていた。
私は1人でひたすら空回りをしていた。
『君』が見ていると信じて、ばかみたいに。
まるで、同じ場所をくるくる踊り狂う
"ピエロ"みたいに。
ほんとにばかだなぁって思った。
大好きで仕方ない『あの子』の恋を応援できない私は最低で最悪な"幼馴染"だね?
ごめんね、好きになって。
私が嫉妬して狂ってしまうくらいに末永く幸せに
なってね。
バイバイ、私は『2人』の前から消えるよ。
「○○ー?」「○○!」と2人揃って
私のことを呼ぶ。
そんな夕焼けが儚く美しい帰り道。
もう、"幼馴染の3人"じゃなくて
"幼馴染兼恋人の2人"と"親友の1人"に
名称が変わってしまった。
だから、もう上手く笑えないや。
男にまで嫉妬するとか馬鹿みたい
かなりの重症だな
「あから始まって、んで終わる言葉はなーんだ」
「あんぱん」
「違いますうアインシュタインですう」
いつもの教室、いつもの光景。私達は幼馴染だった。
お互いがお互いを揶揄い合ってふざけている。これが私達のコミュニケーション。
高校生にもなると急に背が伸びて、子供っぽさが薄くなる。
それでも私は彼をまだ男の子だと思っていた。
「もっと簡単な問題出してあげるよ」
「?」
「すから始まってきで終わる、二文字の言葉は?」
すから始まってきで終わる、二文字の言葉。
文字数を制限された途端に難易度が激的に下がった。
答えはとてもシンプルだ。
それなのに私はどうして答えられないのだろうか。
簡単なようで簡単じゃない。それに、どうしてこんな問題を出すのか皆目検討がつかなかった。
「あれ、難しかった?」
「そ、そんなの簡単に決まってるでしょお」
「なら言いなよ」
どうして私に言わせようとするの。考えれば考える程、糸が絡まり合っていく。
深い意味などないかもしれない。こんなのはいつものことで、私を揶揄っているだけ。
「す、き」
たった二文字。すときを繋げただけの言葉。
これを言うのにどれほど時間を費やしたか。
私の言葉を聞いた彼は、どこか安堵しているように感じられた。
「言うのおせえよ、ばーか」
本当だね。こんな簡単な言葉、どうして早く言えなかったんだろう。
*Happy Birthday*
ただ逢いたいよ...
でも逢えなくても、
繋がってる。
って思えるんだ。
身体大事にして、
ムリしないようにね。
大好きだよ! *2023 05 11*
幼少期に触れた風の匂いに耳を澄ました
あなたに私の気持ちを言ったら
あなたが私から離れていくような気がして
どうも素直にいえないのです
好きな人と上手くいかなかった時だけ
君が泣いているのを見たことがある
君はいつも恋愛のことでしか滅多に泣かない
私がどれだけ君のことで泣いても
君の心は私には動かせないんだって思ってた
でも君は私と喧嘩して私の本音を聞いて
声が震えているのが分かるくらい泣いていた
友達である私を思って涙を流してくれた
それがどんな言葉を紡がれるよりも嬉しかった
出来ることならずっと君と仲良くしていたいけど
何年も一緒にいればきっとまた喧嘩するだろうな
だけどその度また本音を言い合って
仲直りしてもっと仲良くなれるんだろうな
君とならずっとそうしていける気がする
根拠なんて何一つないけどそう思えるよ
見慣れた君の横顔
諦めきれない恋心
小学生の頃から片想いして、好きじゃなくなってを繰り返しちゃうほどいい
幼馴染へ
アカウント
ただ消すのじゃ面白くないから
貴方には死んでも言えないことで埋めて
終わりにしよって思います
ちょっとしたラブレターです
数時間したら私の黒歴史です
でもネットだから自由だよね
いつかは名前でも呼ばれたいし
高校離れたくないです
でも貴方の幸せが1番なんで
とりあえず幸せになってください
アホで見向きもされない同級生より
幼馴染、何だかんだ優しいとこ
正直割と好き
届きそうで届かない関係が
いちばん辛い
その笑顔が
私だけの物になればいいのに。
なんて言える勇気もない
意気地無し
君からしたら私は
ただの"幼馴染"
嫌われるよりかは何倍もマシなんだけど
そろそろ幼馴染なんてやめて
貴方の一番になりたい。