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#彼は私の面を手に取った_

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全6作品・

‎𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
顔を隠さずには居られなかった。
今まで私を見て、黙り込まない隊士は居なかった。
要は名前負けをしている。
与えられた別称は普通合っているものなのに、私の場合は別称に名前負けをしている。
ここに来る隊士が''かぐや姫''の容姿を思い浮かべるのも、そう無理ない。
''かぐや姫''のもつような顔立ち、長い黒髪、神々しい雰囲気、誰かの心を揺さぶる様な美しさ...
私はそれらの類とは無縁。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・1日前
第39話''名前負け''
私の顔は面で覆われている
顔が見えない
興味があってもおかしくない
だが、彼に面を外される訳にはいかない理由がある
そしてもう一つ、私の顔は_
私の顔を見た剣士は皆_
苗字からついた別称
呼び名
あだ名
要は_____。
彼は私の面を手に取った_
勢いよく引っ張られたお面は_
結んでいた紐がスルスルと解け
カランカランと
乾いた木の音をさせて床に転がった
乾いた木の音
即座に両手で顔を隠す
私を横に倒し
体を跨いだ男
手首を強く掴んだ
引き剥がされてしまう
近いし怖いし近いし怖い
色々な意味で半泣き状態
せめて目だけは隠そうと
目を閉じて目付近に力を入れた
彼らは少女の顔を目にした
そして彼らは_____________。
少女は知っている
二人に顔を見られるということは_
面の男は思い出すのだ
少女の顔を_
急に静かになったので恐る恐る目を開ける
二人とも見事なくらいに止まっている
そう、私の顔を見て止まっている
_だ、だから嫌だったんですよ!!
何とも言えない感情
大声をあげながら、また顔を隠した
皆、私を''かぐや姫''と呼ぶ
かぐや姫さんの名を借りて
実際に会うと皆黙り込んでしまう
黙り込まない者は居なかった
_要は名前負け。
与えられた別称
自分に合った別称
私の場合は与えられた別称に名前負けしている。
かぐや姫さんの顔を思い浮かべるのも、そう無理ない
比べ
かぐや姫さんのような
顔立ち
長い黒髪
神々しい雰囲気
誰かの心を揺さぶるような美しさ
私はそれらの類とは無縁
_でも、一番虚しくなる時は...
次回_''虚しくよりも重いもの''
悪神
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
夜兎琉華
蕭霧嗣和
紫の男の子と顔に面を覆った男
名前
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
かぐや姫を見た剣士達の反応は……
__いつも同じ。
使命
彼女の使命とは……
彼女の抱いた人生
一人で抱え込む
彼等が出来ること
_有るだろうか
彼女の使命は
誰も知らない_
匂い
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘

‎𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
勢いよく引っ張られたお面は、結んでいた紐がスルスルと解け、カランカランと乾いた木の音をさせながら床に転がった。
私は即座に両手で顔を隠す。
面の男「あ!こいつ、まだ隠しやがる!見せろ!」
『ひっ!』
横に倒し、私の体を跨いだ面の男は私の手首を強く掴む。
(近いし怖いし、近いし怖い!)
そして、あっという間に引き剥がしてしまった。
『うぅぅ...』
色々な理由で半泣き状態の私は、せめて目だけは閉じようとギュッと目付近に力を入れた。

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-02-13
第36話''乾いた木の音''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
部屋に現れた者
戸を蹴飛ばし現れたのは
昨夜の狐の面を覆った男
勝負
真似
警戒
近づいてくる男に怯える
後退りする事しか出来ない
とうとう壁に私の背がついた頃
彼が私の面を掴む寸前
嗣和さんが彼の手を止めた
顔が見たい
私の顔は面で覆われている
顔が見えない
興味があってもおかしくない
だが、彼に面を外される訳にはいかない理由がある
そしてもう一つ、私の顔は_
私の顔を見た剣士は皆_
苗字からついた別称
呼び名
あだ名
要は_____。
私利私欲
私の顔は
人様に晒せるような
大したものじゃないんです
彼に私の素顔を見られたら_
彼のもう片方の手が私の面をしっかり掴んだ
ああぁ、どうしましょうっ...!
困惑
逃げ場がない
大したことないなら_
彼は私の面を手に取った_
勢いよく引っ張られたお面は_
結んでいた紐がスルスルと解け
カランカランと
乾いた木の音をさせて床に転がった
乾いた木の音
即座に両手で顔を隠す
私を横に倒し
体を跨いだ男
手首を強く掴んだ
引き剥がされてしまう
近いし怖いし近いし怖い
色々な意味で半泣き状態
せめて目だけは隠そうと
目を閉じて目付近に力を入れた
次回_''時が止まった様に''
彼らは少女の顔を目にした
そして彼らは_____________。
少女は知っている
二人に顔を見られるということは_
面の男は思い出すのだ
少女の顔を_
狐の面を覆った男
狐の面を覆った男の名は
伝書鳩の主は開陸さんこと
開陸さんとは
次々と現れる人物
その人物は私の______。
悪神
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
夜兎琉華
蕭霧嗣和
紫の男の子と顔に面を覆った男
名前
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
かぐや姫を見た剣士達の反応は……
__いつも同じ。
使命
彼女の使命とは……
彼女の抱いた人生
一人で抱え込む
彼等が出来ること
_有るだろうか
彼女の使命は
誰も知らない_
匂い
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戦闘

‎𓊆特殊と別称と使命と。𓊇 
『だ、だから嫌だったんですよ!!』
私は大声をあげながら、また顔を隠した。
『ここに来る隊士の皆さんは、私を勝手に''かぐや姫''さんの名前を借りて私の事をそう呼びますが、実際に会うと皆さん、黙り込んでしまうんです』
再び時が動き出したかの様に、嗣和さんと面を覆った男が動き出す。
嗣和「ち、違うんだ!そうじゃない!」
『もう、本当にかぐや姫さんに申し訳ないです。こんなに醜いのに、尊い名前を借りてしまって...』

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2日前
第38話''再び時は動き出して''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
彼は私の面を手に取った_
勢いよく引っ張られたお面は_
結んでいた紐がスルスルと解け
カランカランと
乾いた木の音をさせて床に転がった
乾いた木の音
即座に両手で顔を隠す
私を横に倒し
体を跨いだ男
手首を強く掴んだ
引き剥がされてしまう
近いし怖いし近いし怖い
色々な意味で半泣き状態
せめて目だけは隠そうと
目を閉じて目付近に力を入れた
次回_''時が止まった様に''
彼らは少女の顔を目にした
そして彼らは_____________。
少女は知っている
二人に顔を見られるということは_
面の男は思い出すのだ
少女の顔を_
急に静かになったので恐る恐る目を開ける
そこには面の男を締める嗣和さんと
今にも飛びかかってきそうな面の男がいた
二人とも見事なくらいに止まっている
そう、私の顔を見て止まっている
_だ、だから嫌だったんですよ!!
何とも言えない感情
私は大声をあげて顔を隠した
皆、私を''かぐや姫''と呼ぶ
実際に会うと黙り込んでしまう
黙り込まない者は居なかった
再び時が動き出したかのように
嗣和さんと面の男が動き出す
只只、かぐや姫さんに申し訳無い気持ちだった
こんなに酷いのに尊い名前を借りてしまって
要は__________。
私の顔は面で覆われている
顔が見えない
興味があってもおかしくない
だが、彼に面を外される訳にはいかない理由がある
そしてもう一つ、私の顔は_
私の顔を見た剣士は皆_
苗字からついた別称
呼び名
あだ名
要は_____。
私利私欲
私の顔は
人様に晒せるような
大したものじゃないんです
彼に私の素顔を見られたら_
次回_''名前負け''
悪神
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
夜兎琉華
蕭霧嗣和
紫の男の子と顔に面を覆った男
名前
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
かぐや姫を見た剣士達の反応は……
__いつも同じ。
使命
彼女の使命とは……
彼女の抱いた人生
一人で抱え込む
彼等が出来ること
_有るだろうか
彼女の使命は
誰も知らない_
匂い
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戦闘

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‎𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
この別称を付けられ、対面しては黙られるのは...気にしない様にしていても、虚しくなる。
でも虚しさよりも重いのは申し訳ないという気持ちだ。
『かぐや姫さんの格が駄々落ちです。本当に申し訳ないです...』
嗣和「いや、違うんだ!本当に!」

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・5時間前
第40話''虚しさよりも重いもの''
特殊と別称と使命と。
私の顔は面で覆われている
顔が見えない
興味があってもおかしくない
だが、彼に面を外される訳にはいかない理由がある
そしてもう一つ、私の顔は_
私の顔を見た剣士は皆_
苗字からついた別称
呼び名
あだ名
要は_____。
私利私欲
私の顔は
人様に晒せるような
大したものじゃないんです
彼に私の素顔を見られたら_
彼のもう片方の手が私の面をしっかり掴んだ
ああぁ、どうしましょうっ...!
困惑
逃げ場がない
大したことないなら_
彼は私の面を手に取った_
勢いよく引っ張られたお面は_
結んでいた紐がスルスルと解け
カランカランと
乾いた木の音をさせて床に転がった
乾いた木の音
即座に両手で顔を隠す
私を横に倒し
体を跨いだ男
手首を強く掴んだ
引き剥がされてしまう
近いし怖いし近いし怖い
色々な意味で半泣き状態
せめて目だけは隠そうと
目を閉じて目付近に力を入れた
次回_''時が止まった様に''
彼らは少女の顔を目にした
そして彼らは_____________。
少女は知っている
二人に顔を見られるということは_
面の男は思い出すのだ
少女の顔を_
急に静かになったので恐る恐る目を開ける
二人とも見事なくらいに止まっている
そう、私の顔を見て止まっている
_だ、だから嫌だったんですよ!!
何とも言えない感情
私は大声をあげて顔を隠した
皆、私を''かぐや姫''と呼ぶ
実際に会うと皆黙り込んでしまう
黙り込まない者は居なかった
再び時が動き出したかのように
嗣和さんと面の男が動き出す
只只、かぐや姫さんに申し訳無い気持ちだった
こんなに酷いのに尊い名前を借りてしまって
要は名前負け。
与えられた別称
自分に合った別称
私の場合は与えられた別称に名前負けしている。
かぐや姫さんの顔を思い浮かべるのも、そう無理ない
比べ
かぐや姫さんのような
顔立ち
黒い黒髪
神々しい雰囲気
誰かの心を揺さぶるような美しさ
私はそれらの類とは無縁
かぐや姫という別称を付けられ
対面しては黙られる行為は
気にしない様にしていても
虚しくなる
でも、虚しさよりも重いのは
申し訳ないという気持ちだ
かぐや姫さんの格が駄々落ちです
本当に申し訳ないです...
_ふと顔を上げると...
次回_''少年は思い出す''
悪神
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
夜兎琉華
蕭霧嗣和
紫の男の子と顔に面を覆った男
名前
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
かぐや姫を見た剣士達の反応は……
__いつも同じ。
使命
彼女の使命とは……
彼女の抱いた人生
一人で抱え込む
彼等が出来ること
_有るだろうか
彼女の使命は
誰も知らない_
匂い
小説
短編小説
ファンタジー
戦闘

‎𓊆特殊と別称と使命と。𓊇
『わ、私の顔は人様に晒せるような大したものじゃないんです。ななので、ご勘弁をっ...!』
面の男「だったらさっさと外せ!」
私には狐の面を覆った男に外される訳にはいかない理由がある。
面の男のもう片方の手が私の面をしっかり掴んだ。
(ああぁ、どうしましょうっ...!)
面の男「はっ!大したことねぇなら、さっさと見せろ!」
''バッ''

☀︎たぬたぬ❍* ‪︎・2022-02-12
第35話''大したもの''
「特殊と別称と使命と。」
特殊と別称と使命と。
部屋に現れた者
戸を蹴飛ばし現れたのは
昨夜の狐の面を覆った男
勝負
真似
警戒
近づいてくる男に怯える
後退りする事しか出来ない
とうとう壁に私の背がついた頃
彼が私の面を掴む寸前
嗣和さんが彼の手を止めた
顔が見たい
私の顔は面で覆われている
顔が見えない
興味があってもおかしくない
だが、彼に面を外される訳にはいかない理由がある
そしてもう一つ、私の顔は_
私の顔を見た剣士は皆_
苗字からついた別称
「かぐや姫」
呼び名
あだ名
要は_____。
私利私欲
私の顔は
人様に晒せるような
大したものじゃないんです
彼に私の素顔を見られたら_
彼のもう片方の手が私の面をしっかり掴んだ
ああぁ、どうしましょうっ...!
困惑
逃げ場がない
大したことないなら_
彼は私の面を手に取った_
勢いよく引っ張られたお面は_
次回_''乾いた木の音''
狐の面を覆った男
狐の面を覆った男の名は
伝書鳩の主は開陸さんこと
開陸さんとは
次々と現れる人物
その人物は私の______。
悪神
悪神のいる世界
悪神のいる世界で
刃を振るう
共に戦う仲間
夜兎琉華
蕭霧嗣和
紫の男の子と顔に面を覆った男
名前
特殊
特殊な人間
特殊な刀
狙うは透き通る世界で透き通る刃で
別称
名前にある別称
呼び名
「かぐや姫」
かぐや姫
かぐや姫を見た剣士達の反応は……
__いつも同じ。
使命
彼女の使命とは……
彼女の抱いた人生
一人で抱え込む
彼等が出来ること
_有るだろうか
彼女の使命は
誰も知らない_
匂い
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