#微かな吐息に

夜ってさ静かだから

心臓の音聞こえるね

飛びたくなって空を見たのに

眩しすぎたら背けちゃうでしょ

これらは全部僕の独白だ。

夏の暑さにうんざりして毒を吐く、

その拍子に零れ落ちた、

抜け始めの炭酸のような独り言だ。

大きさも量も関係ないよ

辛いから涙は出るんだよ

あのとき君はどうして

月を拒んだのか聞きたくなった

あのとき僕はどうして

太陽を憎んだのか知りたくなった

君と震わす月の鼓動が

止まった頃に私に行こう

晴れて自由なはずなのに

いつまで殻に閉じ篭ってるの

散り際に自分を重ねて

踏まれたくないと思った

心が暖まる瞬間が

昨日より多く見つかりますように

生きてみようと思えるのは

"世界は汚いだけじゃない"

君がそう教えてくれるから

必要以上に刺さった言葉さえ

想い毎飛んでいってくれたらな

好意を善意と受け取れない

私の心が腐っているんだね

死にたいって呟きながら

寒いって暖をとるくせに

綴っても綴っても収まらないよ

でも綴り続けたら治まるときっと

夜に呑まれそうだったから

今夜は詩を綴ろうと思った