ハルユー・2日前
思い人へのララバイ
眠れない夜
語りかける月あかり
風に揺れ
闇に浮かぶ花あかり
姿も見えぬキミに
包まれているよな
静寂の中で
愛の歌を謳おう
月も闇にとけて眠ってしまうまで
夏風に誘われて
思い出をひととき
消し去ったとしても
いつかまた来る
侘しさの気配が
光の後ろに見え隠れする
戸惑いの入り口で…
ひと雨ごとに
彩をかえてく恋物語
幾度と繰り返しても
同じようで
同じではない
その度毎のときめきに染まって
花の盛りをキミは
生きてく
眠らせた恋心
夏風に波立つ
水鏡
波の音を聞きながら
とけてゆく哀しみを
静かに見送る
最愛へのレクイエム