#恋の亡霊が襲う

君を見てると｢顔が赤くなって｣


君が他の女子と喋っているとなんだか

胸がモヤッとして｢痛くって｣


君が横に居るだけで私の鼓動は

｢どんどん早くなって｣


これが《恋の病》と言う奴なら

私はかなり『重症』だー。

『死にたい』

そう言う君に僕は

「また明日」そう呪いをかける

ねえ、あの時

君が『さようなら』じゃなくて

『またね』なんて笑うから

まだ振り返り君を探してしまうよ

どれだけ記憶を上書きしても

また新しい君が更新されていて


泡になって消えるしか

君から逃れる方法はないんですか……？

愛が重なった僕ら

隣に微笑む幸せ


忘れられない誰か

後ろに消えた幸せ

「君のことは嫌いじゃないよ」




その言葉だけで、

俺を期待に溺れさせて

自惚れという背後霊を

取り憑かせてしまうのに。

◇タグ紹介◇

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

# 恋の亡霊が襲う

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ


捉え方、解釈は自由。

どうぞお使い下さいませ。

亡くした恋の埋め合わせは、大変なことだけど

忘れさせてあげることはできる