#悲しい

春の朧を感じたら
そよ風 肌を吹き抜けて
花びらは 身を散らせつつ
舞い踊りゆく 儚げに


あの懐かしき 残り香と
あの薄れゆく 面影が
心の奥で 揺れながら
想いは悲し 春霞


君が残した ひとことと
花の気配に 春の風
すべてが 遠い記憶へと
心を揺らし 夢惑う

君の瞳に映る私は

ちゃんと可愛く映っていたかな

どんなに諦めようと思っても

やっぱり諦めないきれないみたい

闇夜の天涙に闇然する水毬

天花の如く水無川と暁闇に

孤月眺め哀悼の意を隠して

友達ができないから悲しいんじゃない。

みんなに新しい友達ができて、私のことは忘れちゃうんじゃないかって不安になることが悲しいの

入学式

もういるはずのない仲間たちの姿を

ずっと探し求めてしまう自分がいる

忘れたくないことも時が経てば忘れてしまう

だからノートに書いて記録する

幸せなひとときを、ずっと覚えていたいから

「大丈夫」の3文字で取り繕って、

泣くのを我慢して壊れて仕舞う前に

「助けて」の3文字を言えたなら

私の誕生日の日

友達、普段喋らないクラスメイト、ノリのいい先生

みんなに祝ってもらえたのすごく嬉しかった

戻せるのなら、あの日に戻りたい

私って頑張ってきたんだね

よくやってきたね今までも現在も

これからその涙は糧になって財産となるの

黄泉之客となる貴方へ捧げる

春茜は天つ風を切り酔生夢死

僕の心はずっと狂い咲きで。

無能な僕は為す術もなく

大丈夫のひと言の裏側に

崩れそうな世界を隠して

夜になると暗いからなのか孤独に襲われる

溢れる涙を貴方に拭いてほしくなるの

嫌な思いを暗闇に沈めても

必ず浮かんで来るんだ

深く一生付いてくるもの

もうちょっとしたことで笑い合うこともないなんて。
寂しいし悲しいし、
なんならあの時に戻りたいって思うけど、もう大丈夫。


これから私は、貴方のいない
学校生活を、
貴方がいたときのように
かけがえのないものにしていく
のだから。