#手紙

自分の本当の気持ち。

大切な人への手紙には、

嘘がつけなくて、

「大好きな君」へ

君と出会ったのはいつだったか
もう忘れてしまったけれど
どうしてだろうか
ずっと昔のことだったような気がするんだ

それだけ君の存在が
僕の奥深くに根付いていて
君の存在無しに僕を定義することは
出来なくなってしまっているんだろう
君も同じだったら嬉しいな

君と僕は全然違った
それなのに惹かれ合って
気付いたら一つになっていた

人間というのは不思議なもので
みんな違う人間であるはずなのに
ずっと一緒にいることで
お互いがお互いに溶け合って
一つになることが出来るんだよ

僕は君に溶け込んで
君も僕に溶け込んで
僕たちは一つになった
もう離れたくても離れられないね

だからその時は一緒に死のうね
お互いの胸にナイフを刺して
同じ血を浴びながら一緒に冷たくなって
一緒のお墓に入ろうね

死んでもずっと愛しているよ

「大好きな君」より

中三の私

大人になるのが怖いと思える時期を

無事迎えるから、存分に憧れておきな

今の不安に構う暇のない夜もあるから

しっかり今の不安に泣くといい

大一の私

便箋と

万年筆を用意して

思いの丈を

手紙に添えて

貴方との夏で終わった恋

私からの渡せなかった手紙だけ

手元に残ったまま捨てられないの

口では言えないから手紙を書く
↓
頑張って書いた
↓
あとは相手に渡すだけ
↓
結局渡せない

渡すはずで渡せなかった手紙
今でも机の引き出しに

何も書けずに瞳のページを閉じたまま

君に宛てた手紙は

いつも真っ白で。

ありがとう、なら

いくらでも書けるけど

ラブレターなんて書けないや。

照れくさいから。

あなたはずっと手を振って笑ってくれた
帰り道迷わないように
もし前を向けなくなった時も
振り返ればいつも見えるように

愛されていることに
ちゃんと気づいていること
いつか歌にしよう〜🎶

封をした想いは
過去のわたしへの恋文
いつの日か届けと願い
心のポストに
投函する

インターネットがなかった、不便な時代。

手書きの手紙が、想いを伝えるための、実用的な手段だったのだ。

そして、ねるねるねるねの色も、自分で練らなければ、分からなかった。

あの時迷わなかったら
すぐに一緒に行くと言えば
あなたを引き止めてれば

まだ一緒にいたのかな

あなたに何枚も書いた手紙

「全部取っておく！
○○からの手紙だもん！
今から読んであげようか！？
ちゃんととってあるって証拠！」

電話越しにあげた手紙のカサカサとする音


あなたのこと
心から好きです

愛していた。


いつしか別れがくると分かっていました

けど受け止めきれず

時間だけが流れていって

あっという間にきてしまった


貴方はやっぱり優しくて

私のわがままで一緒に帰ってくれた

大丈夫だよと

いつもと同じ声色で話すけど

分かってしまったような
そんな表情でした


信じられないくらい穏やかな流れで

伝えた好きを
貴方は分かっていたみたいで

まるで談笑するかのように

感謝と愛を伝えた

純白であり重いこの愛が

どうかあなたには

蝶のように軽快な恋心として伝わり

貴方の心の何処かにとまっていてほしい


を好きになれてよかったです

と出逢えてよかったです


永い永い曲の楽譜に連なる音符のように

伝えきれない想いを

この言葉に閉じ込めた


こんな のことを
好きになってくれてありがとう。


そうそう、そういうすぐ謙遜するとこ

大好き


春のように暖かい声色

いつも微笑むような細い目

きゅっと結ばれたような可愛らしい唇

癖のある黒髪

陶器のような真っ白な肌

太くて筋が目立つ腕

二度と忘れられない花束のような香り

謙虚なところ

自分に自信がないところ

不器用なところ

口下手なところ

一生懸命なところ

周りが見れるところ

気が使えるところ

努力家なところ

人のことを褒められるところ

自分磨きをしてるところ

意外と力があるところ

誰にだって穏やかなところ

あまりにも優しすぎるところ

自分より相手を優先しちゃうところ

無理しちゃうところ

遅刻しやすいところ

朝に弱いところ

忘れ物しやすいところ

あげだしたらきりがないのに

言い出したらきりがないくらい

大好きで仕方ないのに

どうしてだろう

こんなにも愛してるよ





花のように儚い貴方には

やっぱり真っ白なワイシャツが似合うね

純白を纏った貴方だから




誰よりも幸せになってほしいし

貴方のいう諦めきれない人が

早く貴方に振り向けばいいのにさ



欲をいうなら

貴方の隣は私がいい

離れていても気軽に電話し合うのは私で

大人になってもそばにいて

生涯を約束し合うのは貴方がよかった

初めてを全て捧げたかった

貴方を幸せにできるのは
私が1番だと思うし

私が誰よりも貴方を想ってる

貴方を幸せにしたくて仕方なくて

辛くて辛くて胸が痛くて




ウエディングドレスは真っ白で

大きなレースを纏ったもので

お色直しの後は
憧れのシンデレラのように

真っ青なドレスを着て

貴方の

隣に立っていたかった



貴方の写真フォルダを見返すと

トラウマかのように

今までの短い貴方との日々をおもいだす

幸せだった

こんなに幸せな想いは
もうできないだろうと

そう、想うんだ



時間が流れていけば

薄れていくだろうか

自信がないのは

彼も同じだろうな



本当に素敵な人だったなぁ

私、

貴方といた時のほうが可愛かったなぁ




貴方からこんな大きな傷をつけられたこと

貴方の色々な初めてを奪えたこと

貴方に色々な初めてを奪われたこと

貴方を好きになれたこと

誇りに思う、ありがとう、ありがとう







今もずっと、愛しています

あなたがいたから
疑うことのない愛も永遠も
信じることができたの

本当にありがとう