中学に上がる前の僕はぼっちの生活だった
一緒に遊ぶ友達もいない
一緒に帰る友達もいない
話す人もいない
毎日のようにただ親に怒られ、ただ兄に暴力と暴言を吐かれ…
負けるだけの生活…
学校帰りはいつも1時間以上ゆっくり歩いて下を向いて石をけったりしていた
会う友達もいない日々
家にも行きたくないし学校にも行きたくない
幼稚園まで元気に外で遊んでいたのが、元気なさげに室内で読書や落書きなどやってた
小4から半年はいじめられるばかり
表情はもっと酷くなり
笑顔を作るばかり
自慢話をしたくても
「それ自慢?自慢話やめてくれない?」と言われ
理想していた小学校生活は、何一つ思うようにいかなかった
先生から笑顔が綺麗だねと言われた
『ありがとうございます』しか答えることが出来なくて悲しかった
僕は…
みんなを羨ましく思うことしかできなくて…
ただ認められない絵を描いて…
泣きたくても泣く涙が出てこなかった…
癖になってしまった…
人に気遣う、この心…
誰にも気づかれないような笑顔を作り
誰にも気づかれないような話などをし
そして…限界が来た時
中学1年生
言ってしまったのだ…
『死にたい』って…
ずっと我慢してた
ずっと
ずっと…
そしたら
やっぱり
誰にも気づかなくて…
〜中学2年〜
ずっと探していた言葉
それは
『生きていていんだよ』
『ここにいていんだよ』
『大丈夫だよ』
『そばにいるよ』
『偉かったね』
『よく頑張ったね』
本当の推しに出会った
私すべてがあなただった
ありがとう
救ってくれて
ありがとう
あなたのおかげで今生きてます
ありがとう…