依兎・2022-05-18
太宰治
斜陽
文豪
生きているのが、
悲しくて仕様が無いんだよ。
天才としか思えないほど
文才のある人って、ほんとうにいる
顔写真もダンスも出せない
ポエムアプリだもん
あたしなんか足元にも及ばない
文豪のような人が
気軽に、平然とポエムを書いている
TwitterとかInstagramじゃないもの
ここにどれだけ書いたって拡散しないのに
そんなこと気にも留めずに
ここにいる少数の“仲間たち”へと書いている
あたしはあたし
愚直に着実に
1日も欠かすことなく
同じアカウントで投稿しつづけ
まもなく5年
それだって本当はすごいことだ
もうちょっと素直に誇りに思おうよ??
それにね、
これは競争じゃない
どんな天才が書いたポエムだって
ここにあるかぎり、ぜんぶ無料でぜんぶ読めるの、
すごいよね??素晴らしいよね??
不安でいけないんです。
こわくて、とても、だめなんです
文脈に血涙
逆らって文豪
今までがかなり辛かったわけじゃない
けど自分なりにはダメージを負って生きてきた
そして何より辛いのが
将来に対する唯ぼんやりした不安
僕はこれを
「芥川龍之介症候群」
と名付けることにした
いいネーミングでしょ?
必死の抗議の声が起っても、
しかし、また、
いや自分が悪いのだと
すぐに思いかえしてしまうこの習癖。
自分にとって、
「世の中」は、
やはり底知れず、
おそろしいところでした。
「今でも、僕をすきなのかい」
「僕の赤ちゃんが欲しいのかい」
「しくじった。惚れちゃった」
女のひとは、死にました。
そうして、自分だけ助かりました。
夢みたものは
ひとつの愛
ねがったものは
ひとつの幸福
それらはすべてここに
あると
詩・立原道造
僕は自分がなぜ
生きていなければならないのか、
それが全然わからないのです。
生きていたい人だけは、生きるがよい。
人間には生きる権利があると同時に、
死ぬる権利もある筈です。
泣いてみたくなった。
うんと息をつめて、
目を充血させると、
少し涙が出るかも知れないと思って、
やってみたが、
だめだった。
もう、涙のない女になったのかも知れない。
人は誰かに
『生きていていいよ』と
云われなくちゃ
生きていけないんだ
ああ、もうどうでもよい。
ほって置いて呉れ。
道化の華とやらも、
どうやらここでしぼんだようだ。
しかも、さもしく醜くきたなくしぼんだ。
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〇人間失格(太宰治)
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(ついでの)詩、短歌↓
〇鴉(三好達治)
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〇月に吠える(萩原朔太郎)
〇一握の砂(石川啄木)
〇猟奇歌(夢野久作)
ただやってみたかっただけですすみません…()