雪薇・2024-01-21
暗い夜の散歩道
一人になると
いつも一人で歩く散歩道
昨夜は2人で歩いて
海辺でミルクティーを飲みながら
他愛もない話をした。
帰り際、友人だったあの瞳には
私の知る熱っぽさが宿っていて
逃げ出すには少し遅かった。
それは優しい友の独り言。
長かっただろう年月を背負ってくれた。
でも私はもう生き方が決まっている。
誰も引きずり込む気は無い。
私の声を聞くことなく
綺麗な笑顔を作っていた。
本当に綺麗な創造物だった