#楓のおすすめ投稿

揺れる電車に背中を預けて

窓の外に見える美しい風景に

今は会えない想い出の中の君を

ゆっくりと重ね合わせる時


俺は「君が好きだ」と

何度だってそう笑うよ。

君の居ない場所で

幸福を語れるほど

忘れることも嫌うこともできないし

俺の居ない場所で

幸福を語る君を優しく見守れるほど

強い心も持ち合わせてないよ。

恋がしたかったからではなくて

好きな人が欲しかったからでもなくて

君という何とも綺麗な存在に

惚れてしまっただけで

忘れられるはずがないんだ

他にどんなに綺麗な人が現れても

君以上の「特別」を

感じることなどできないのだから

くすぐるような優しい笑い声も

笑顔溢れる豊かな過去も

何もかも遺して旅立ったんだね


僕の大好きな人を

泣かせたのは君だけだよ

初めて君が

僕の名前を呼んでくれた時の

抱き締めたくなる程の可愛い笑顔とか

変にドキッとした心情とか

何故まだこんなにも覚えてるのかな。

君の全部が欲しいったって

どうしたって笑われるだろうから

それじゃあほんの少し

その笑顔でその声で

もう一度名前を呼んでくれないか

君に出逢えてから

君を誰より大好きな人が

居なくなってしまうから

死にたくはないと思うようになった

毎日会って話して

笑い合ったあの日々が

そんなことができていたあの時が

戻ることはないけれど

あの日の君を現在であると同じように

愛し続けているのです

互いの名前を呼び合って

見えなくなるまで手を振り合って…

それでも“好き”の数で勝つのは

いつも僕のほうだよ


何気ない日々に幸せを与えてくれて

ありがとう

一度だけでいい

その柔らかそうな指先に

触れてみたかった


特別じゃなくてもよかった

小さく輝く笑顔の傍にいられたら

ただ幸せだから

声も顔も仕草も

話し方も性格も匂いも

他の誰かじゃ嫌になるくらい

ただ君だけが好きだった

見える景色、弾む呼吸…

“あの笑顔が見たい”

そのためだけに

今日も君のためにできることを

探している。

恋、応援してるねって

あまりに純な笑顔を魅せる君に

返す言葉が見つからなくて______

会いたいと願う回数が

会えないと痛い胸中が

君への想いの証明になってる。

別に教えてもらわなくたって

自分が一番分かってるのにな______