#泡を砕く獣

死にたいと泣く僕ら

諦めず生きるその姿

最高にロックな様で

知らなかったよ、

人を愛しいと想う気持ちに

こんなにも限界がないなんて＿＿＿

𓂃◌𓈒𓐍

話しかけてもらえなくなった

笑いかけてもらえなくなった

僕たちの関係が壊れてしまったことくらい


「知ってるから、」

馴れたほうが楽だった
押しつけられた顔を振るより
素直に従えば喜ぶから

紅く染まっていく身体を見て
満足そうに笑い酷く罵って

響く音は私への愛なのだと
囁かれるその声は優しくて
狂ったように支配される

あの時、流した涙の意味を
貴方は知らない 


不幸が幸せだったの

微妙な距離感に

何処か安心して

見せつけられる愛の形に

醜く執着してた

【タグ紹介】

♯泡を砕く獣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

気に食わない出来事も

今思えば、"強さの糧"
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

解釈、使用自由です。
使って下さった方に
気まぐれで好きと贈り物行きます。

言霊と泡沫

息さえ億劫

爪を立て喉を掻き毟る

優しい涙を流せること

誰かの為に手を合わせられること

叶うという保証はない毎日だけど

僕の頬と君の手首だって

不幸の証にはならないんだよ

あんなに零れた"殺意"さえ

いざ瞳に映すと

感触の1つも温もりもなく

ただ愛情が募るばかり。

大切に抱えてた砂誇り

叶わぬと折られた瞬間

其処へ置いてきた軽さ

抱き締めた体温でさえも、もう、冷めていて

僕の腕に残ったのは、切れた赤い糸だけ。

濡らした頬の路を知りたかった
垂れた蜜の意味しか理解しなかった
あなたの貪るような目線が昂らせた
表皮だけを愛で合うような関係