はじめる

#泣き声

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全41作品・

当たり前が崩れる時はいつも


誰かの泣き声が聴こえた

來栖 累。投稿見て・2020-03-30
ポエム
独り言
君と見たい景色
泣き声
当たり前
鬼滅っぽいな

あなたは天使でした。



ひとびとのところへ

幸せを運ぶのがあなたの仕事です。



あなたはひとびとに幸せを運ぶ時

とても暖かい気持ちになるのですが


なぜでしょう……その瞬間

虚しさが込み上げるのです。




だけどその気持ちにあなたは

気付かない振りをしていました。






あるとき、とても貧乏な格好をした、

人間の少年に出会いました。




その少年にあなたは

一瞬で恋に落ちたのです。



見てくれはとても貧乏そうだし

体にはあざだらけでとても汚れていたけれど


瞳はとても美しい少年で

あなたはその目を見ているだけで

心の隙間がゆっくりと埋まっていくように

満たされるのでした。




あなたは彼を見つめ続けました。




彼はちいさな箱の中で暮らしていました。

その箱は家族という箱でした。



けれどもその箱はなんだかとても歪で

彼は幸せそうには見えませんでした。



時折彼が口にする、「やめて」という声を

父親は力でねじ伏せました。



時折彼が願う「愛して」という声を

母親は冷たさで死せました。



あなたはなんとか

彼に幸せになって欲しいと思い

生きた幸せを色々と考えました。




誰かの優しさを与えました。

彼は笑顔になりました。


でも石のようになった心は

ちっとも動かなかったので

幸せは長くは続きませんでした。



父親と母親の行為をやめさせようと

まずは彼らに天使の息を吹きかけ

幸せになってもらいました。


すると、彼らはますます

少年には見向きをしなくなりました。




そんなある日のことでした。




死神が彼の事を

見つめている事に気がついたのです。



あなたは、死神に近づき尋ねました。



「ねえ、あの子を連れていくの?」

「ああそうさ」

「…やめて、お願い」

「すまねえがそれは出来ない。魔界で決まったことさ」

「彼はこの世の幸せを知らないの」

「あいつは前世の業で幸せになれないだけだ、まだ償いきれていないから、魔界へ連れていくのさ、来世もきっと幸せなんてひとつもないさ」

「そんな…前世なんて、今の彼には何の記憶もないのに」



魔界とは、地獄の事でした。


どうして何もしていない彼が

地獄へいかなくてはならないのでしょう。




「お願い死神さん、彼を助けて」



あなたは死神の闇のマントを

つまみながら懇願しました。



何度断られても食い下がるあなたに

ついに死神は言いました。



「あーもう面倒くさい天使だな。俺の仕事は変わらない。時間になったらあいつの魂と体を切り離して魔界に持っていくだけさ」


「そんな…」


「でも、その前にあいつがどっか行ってしまうのは俺にはどうしようもねえことだ」


その言葉を聞いたあなたは、気付いたのです。

それは死神の遠回しな優しさでした。



「死神さん…ありがとう」

しっしっ、と死神は手を振りました。




あなたは少年の元へ降り立ちました。



彼は汚れた座敷に横になっていました。

唇は渇き、身体中で呼吸をしています。



もはや、最後のときまで

そう時間は残されてはいないのでしょう。




あなたは

彼に優しく声をかけました。



「辛かったね」

「………だれ」

「私は天使だよ」

「………迎えに来たの?」

「このままここに居たい?」




「………ううん、もういい」




もういい、


その言葉が零れ落ちるまで

少年は一体どれ程の苦しみを

背負ってきたのでしょう。




涙が溢れそうになるのをぐっと堪えて…

少年の頬にキスを落としたあなたは

その耳もとにささやきました。



「私が天国に連れて行ってあげる」



少年にはもう

うなずく力もありませんでした。



あなたは意を決すると

ためらいもなくあなたの背中にはえている、

翼の片方をもぎとってしまったのでした。



とてつもない痛みが

体を駆け抜けましたが


そんなことはもう

気にはなりませんでした。



もぎとった翼を少年へ近付けると

その魂は身体から剥がれ落ちます。



そして翼は彼の魂の背中へ

潜り込むようにくっついたのでした。



「……僕……どうしちゃったの」

「まだ、体……痛い?」

「あ………痛くない、や」

「よかった」



肉体から抜け出た魂の体には

あざもなければ、傷も、

涙のあとすらありませんでした。



あなたは心底ほっとして

少年に手を伸ばします。



「さあ、一緒に行こう」

「うん」




少年は差し伸べられた手をとると


1、2、3


家のベランダから

あなたと共に飛び立ちました。





片割れをなくしたあなたの翼は

バランスを無くして

上手く飛ぶことが出来ません。



しかし、少年と手を取り合うことで

彼に分け与えた翼に助けられました。




少年とあなたは風を切って

高く舞い上がりました。



高く、高く、高く


もっともっと高く…



そしてついに

天国へと舞い降りました。




やがて、あなたと少年は

神様に呼び出されます。



お叱りを受けるのだろうと

あなたは覚悟していました。



何故なら天使にとって

翼をなくし飛べなくなるということは

神様から与えられる天使の仕事を

放棄するということなのですから。



でもあなたには

ちっとも後悔なんてありませんでした。




御前に膝をつくと神様は

まずあなたへと告げました。




「魔界の仕事を取り上げたのか」

「はい、その通りです」

「どうして業のある者に翼を分けてやったのだ」


「それは、彼が私に温かい気持ちをくれたからです。彼をどうしても救いたかったのです」


「それは天使の仕事を失うことになってもか」


「はい、後悔はありません」


「ほう」


神様は視線を少年に移してこう問いました。


「下界での暮らしはどうであったか」

「…辛くて、苦しくて、悲しかった」



でも、と少年は付け加えました。



「片方の翼をもらった時、…今まで欲しくてももらえなかったものに、満たされた気がします」


少年は僅かに笑んで

確かにそう言ったのでした。


神様は「ほう」そう唸って

再びあなたに視線を流し微笑みます。



「どうやらお前は最後の仕事で、至極の幸せをこの少年に与えたらしい。褒美を与えたい。しかし、お前はもう天使には戻れない、ならば新たな道をやろう」


「新しい…道」


あなたは少年の手のひらを

きゅっと握りしめました。












地球に新しい命が産まれました。


二つ、産まれました。



「おめでとうございます」


「おめでとうございます」



全く違う土地で



二つの命が産まれました。



二つに分かたれた一対の翼を探すこと。


それが二人の新しい道でした。


険しく苦しい道になるかもしれません。



それでも、あきらめずひたむきに


歩み続けたふたりが出会い


手を取り合うことが出来れば


永遠の幸せが約束されています。




その物語のスタートは、


とある日の

赤ん坊の泣き声がこだまする

幸せな昼下がりのことでした。



――――――

皆さんとのコラボ企画第4弾♪

Raimu・Ackemannさんからの


お題「翼」で書き上げた、


天使の翼のおはなしです


楽しかったっすーー♪


ただ長くごちゃごちゃになっちゃって


人に見せるようなものではない気が…



でもせっかく書いたんで載せちゃいます


1人でもいい、心に響くものに


仕上がっていたらうれしいっす


(*´ω`*)


幸介でした♪

ひとひら☘☽・2019-11-12
幸介
幸介によるみなさんとコラボ企画
幸介による小さな物語
幸介による疲れた人へのメッセージ
泣き声
一緒に書きましょ♪
スタート
天使
独り言
天使のお仕事
幸せ
虐待
ポエム
ネグレクト
温もり
死神
魔界
天国
地獄
一人じゃないから
生命
やり直し
輪廻転生
物語
小説
1人じゃないから

憎い顔も
気持ち悪い笑顔も
変な泣き声も

全部『自分らしさ』なんだよ

竹鬼 〘ヘッダーに好きお願いします〙・2020-05-30
恋の沼
ポエム
笑い方
笑顔
泣き方
泣き声
『自分らしさ』

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に41作品あります

アプリでもっとみる

あの風は
涙のかおりを乗せて
私に吹き付ける

誰かの咽び泣く声が

この風に乗って
涙のかおりと共に
雲間を貫き去って行く

:.゚✾☂・゚・。花吐き。・゚・☂✾゚.:・2018-05-02
遠い場所
風の向こう側
泣き声
涙のかおり
応援
夏雲
白雲
雲の向こう側
この景色の向こう側
たくさんの想い出
黒薔薇の無常

私のSOSの声は一瞬にして誰かの叫びと泣き声でかき消された_。

雨蘭🌧🥀・2020-04-02
誰か
叫び
泣き声

窓に叩きつける雨音よ、

どうか私の泣き声も
     
   かき消しておくれ__!

如月の女(一旦辞めます)・2020-06-04
ポエム
梅雨
泣き声
病み
辛い
苦しい
悲しい
助けて
如月の女のポエム

悲しみを唄う 愛の歌

震える声と 泣き声と


苦しみ続ける少女が一人



傍には花が咲いていた_____

心音 さき(一言見てね)・2020-06-06
悲しみ
苦しみ
悲しい
苦しい
失恋
浮気
唄う
歌う
震える
泣き声
泣く
好き
好きな人
続ける
少女
女の子
一人
一人ぼっち
傍には
咲く
咲いていた

小説
 ̄ ̄続






赤に
消えた
君の声

















































高校三年生。
医者から余命宣告を受けた。


残りの人生半年。膵臓癌だ。


三ヶ月前、
同性の親友と恋人同士になった。


お互いに自分が抱いている気持ちに
気づいたのが付き合うまでに至った
きっかけだ。


空の色が変わり始めた。
はっきりしないが、
青色ではないことは確かだ。


真っ白でつまらない部屋が
少し色づいてきた。


ぼーっと外を眺めていると、
ドアがゆっくりと開いた。


大人っぽい君は
優しく私に微笑みかけた。



「……空が赤いよ」


「そうだね」


「……っう!」



耐えられないほどの痛みが
私を貫く。


急な発作により、私は予定より早く
あの世へ行くことになってしまった。


少し桃色がかった赤色の空に
君の泣き声が溶けて消えていった。

筧 沙織@スランプ #小説・2021-01-20
赤に消えた君の声
青に消えた君の声
小説/from:沙織
短編小説
小説
物語
創作
NOTE小説部
ユメビカリ出版
note文庫
恋人
レズビアン
レズ
余命宣告
病院
泣き声
独り言

好きです

小さな小さな告白は

誰の耳にも届かずに静かに溶け

誰かの泣き声に震えた

秘密さん・2020-06-28
小さな小さな告白を
好き
告白
届かない
溶ける
空気
泣き声
あなたに伝わりますように
恋愛
好きな人
片想い

泣 き 声

怒 鳴 り 声

叫 び 声


一日中聞いてたら

そろそろ疲れるよ?

あ、も う 遅 か っ た わ 。 。 。


な ん か










も う 疲 れ た 。

無 。・2021-05-24
なにがしたかったのか?
わからない。
バカじゃない?
そうだね。
ごめんね。
泣き声
怒鳴り声
叫び声
疲れた
なんか
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい
死にたい

空よ君も泣きたかったのかい?
ならば、僕と一緒に泣こうよ。
惨めったらしい泣き声は君が掻き消してくれよな。

栖琉 #元粉雪。・2020-06-19
これはきっと雨のせい
泣き声
ポエム
独り言
コナユキ

怒鳴り声が嫌いだ、君の怒った顔を思い出すから

泣き声が嫌いだ、君の泣いてる姿を思い出すから

笑い声が嫌いだ、楽しそうな君を思い出すから

君を忘れられない僕が嫌いだ

さよならしたはずなのに僕の頭は君でいっぱい

君の沼から抜け出せなくて溺れてく

苦しくて、でもどこか甘い

きみのことが好きなんだ

できるなら、また機会をくれるなら、

君に会いたい

雨降り☂長編小説練習◆第2話更新・2020-06-02
こんな僕を受け入れてくれますか
恋の沼
恋愛
失礼
嫌い
好き
ポエム
会いたい
怒鳴り声
泣き声
笑い声
思い出
苦しい
甘い
溺れる
さよなら
いっぱい

湖の水面には 鏡の様に映る夕日

泣き声と漏らすのは 吐き出す嗚咽

彼への恋は 何処やら

涙と共に 流れる恋よ

心音 さき(一言見てね)・2020-04-14
ポエム
水面
夕日
泣き声
嗚咽
彼へ
何処
失恋
悲しい
苦しい
独り言
さき。のポエム
さき。の独り言

声にならない 泣き声は

橙色をした 儚い夕焼けに

誰にも届かず 溶けていった

心音 さき(一言見てね)・2020-04-09
泣き声
橙色
儚い
夕焼け
届かない
溶けていった
溶ける
失恋
悲しい
泣く
綺麗
一人
苦しい
寂しい
さき。の独り言

外で、猫が泣いとる

メスを探しとるんかい?

あおお~
   うおあお~
おあ~
      あ~お~

わしには、あんなふうには

よー探さん

tatsu・2020-05-10
泣き声

他に41作品あります

アプリでもっとみる

その他のポエム

独り言
822684件

強がり
3960件

383734件

ポエム
457527件

好きな人
243207件

自己紹介
63867件

トーク募集
50070件

辛い
135213件

片想い
194555件

片思い
158339件

恋愛
156208件

花束を君へ
251件

死にたい
68881件

好き
178662件

先生
93379件

苦しい
41448件

44763件

タグお借りしました
10986件

60776件

友達
59039件

消えたい
19705件

すべてのタグ