#漂う

私の中にある

誰にも埋められない

あなただけのスペース


そこだけが宙に浮いたままで

還ってこれない私がいる

あなたのことを思って漂ったまま

ずっと眠らせて

暗くて静かな夜の中を

一人漂わせて。


でもそれじゃ寂しいから君も来て。

一緒に眠っていよう。

世界から逃げよう。

宇宙に身を漂わせ

赤子のように丸まって

くるくると浮遊する

なにも聴きたくない

なにも話したくない

この静寂と共にいたいだけ

泣き出しそうな空を見て

さよならの後に漂うぺトリコール

もうここにいない君の

残り香が漂う一人の部屋

僕は泣き出しそうに君が恋しくて

浅い眠り


夢のなか漂って


微睡みの海


貴方に逢えた気がして


もう一度　逢いたくて


また　逢えたような


蜃気楼のような


夢のなかの海を


独り　漂っていた







❤

この恋の先にたどり着く場所が

あなたであって欲しいと願いながら

今日もリアルを漂っている

離さないから

離さないで

結び目は

まだ弱いから


約束するよ

もう離さない

君をさがして

たどり着く

目を閉じると

寂しそうに

俯くきみを

僕が必ず

見つけだす

僕が必ず

救いだす

君の笑顔を

取り戻す

君はいつまで
漂うの

もういいでしょう
姿を見せて

ひとりじゃないから
大丈夫だよ

いつでも君を見てるから

いつでも君を想ってるから

怖くないから

青に漂い

藍に溺れて

泡となって消えゆく身体

私の想いなど

とうに溶けて消えてしまった

辺り一面何も存在していない

涙の海に漂っている

オールや帆は付いておらず

流されるまま独り

彷徨い続けている

嗚呼、俺はここで一人なのか

死ぬ事も出来ず、生きる事も出来ず

死んだ彼女の事を＿＿＿＿＿

途方も無い時間を これから一人で＿＿＿

何年も何十年も想い続けるのか＿＿。

記憶の海に

今日も

思い出を浮かばせる

雨の匂いが スルリと漂う

私の心臓を高鳴らせる


何故か懐かしい感じがして



私は一人 思いに耽っている

ふわふわと漂う

幻想的な色で漂う

色鮮やかに水面を彩る

暗い海に咲く花の様だ