こんにちは!ほこりですー!!
皆さん!私、人生初のお姫様抱っこをしてもらったんです(照)
え!?何で!?ってなったそこのあなた!胸キュンエピソード読みたい!ってなってるそこのあなた!
↓の文を是非読んで見てね☆
彼氏のしゅうと転入生の甘栗男子が私の家としゅうの家のちょうど真ん中くらいでケンカしている。そのケンカの原因は「私」
ケンカまでいく流れはこんな感じ↓
下校中
甘栗 「ねーほこりちゃん!今度、ここ行こ?」
相変わらず、デートの誘い…普通に困る
私 「ごめん!無理なんだよねー」
甘栗 「…」
私 「…」
私に彼氏がいることを知らない甘栗男子くんは容赦なく、電柱で壁ドンみたいな事をしてくる。
甘栗 「なんで、そんなにデートを嫌がるの?」
私 「ごめん」
甘栗 「僕はさー!結構モテるよ?笑」
私 「知ってるよ…笑」
甘栗 「知ってるならさー、断んないでよ」
私 「え?」
甘栗 「捕られちゃうよ?違う子に」
私 「ごめんなさい」
彼氏 「おい」
甘栗 「ん?どした?しゅうくん」
彼氏 「ほこりを離せ」
甘栗 「あー!ごめんごめん笑」
彼氏 「ほこりにもうちょっかい出すな」
甘栗 「は?ケンカ売ってんの?」
私は初めて甘栗男子くんの素顔(どれが素顔かわかんないけどw)を見た。殺意に満ちてる顔だった。
甘栗男子くんがしゅうに殴りかかる。
私はしゅうを守りたかった。できっこないってわかってるけど、今まで守ってきてくれた分、返してあげたいって思った。
私 「やめて!」
私はしゅうをかばうように、前に出てった。
私は甘栗男子くんに殴られた。
意識が飛んで、道端に倒れた。
(ここからの話は近くにいた友達から聞きました!)
彼氏 「おい!ほこり!!大丈夫か!?」
甘栗 「……」
彼氏 「何してくれるんだよ…」
甘栗 「ごめん」
彼氏 「ごめんで済んだら警察いらねーよ」
甘栗 「…」
彼氏 「気をつけて帰れよ」
私は彼氏にお姫様抱っこをされて、しゅうの家に連れてかれ、しゅうの部屋のベッドで寝かされた。
数時間後、私は意識を取り戻した。
しゅうは私の手を握りしめながら、泣いていた。
私 「何泣いてんの?しゅう?」
彼氏 「バカ!もし、悪い所、殴られてたら…」
私 「私はバカだから大丈夫!」
彼氏 「学校にはこの事言うか?」
私 「言わなくていいよ」
彼氏 「そうか…」
私 「うん」
頑張って起きあがろうとする。
でも、殴られた部分が痛くて起き上がる事は出来なかった。
私 「痛たたた」
彼氏 「寝とけ」
私 「何で?別に熱があるわけじゃないのに」
彼氏 「体温測ってみろ。さっき、38度あったの誰だよ?寝ろ」
私 「ホントだ。布団、いい匂いがする笑」
彼氏 「じゃ、俺向こうにいるから。あと、ほこりの両親には連絡してあるから」
私 「ありがと」
数分後
私 「もう大丈夫だから、帰るね」
彼氏 「わかった。自分で立てるか?」
私 「立てると思う…今日はありがと」
私は立とうとした。だけど、まだ熱があったみたいで、フラフラして、しゅうの手を引っ張ってしまった。そのまま、私としゅうはベッドに倒れ、私としゅうは鼻と鼻がくっついてしまうほど、顔が近くにあった。
私 「ご、ごめん」
彼氏 「何も言うな」
私 「え?」
彼氏 「いいから」
人と唇が触れ合うのは、砂糖よりも甘かった。
私 「熱があるのに、風邪うつっちゃうじゃん」
彼氏 「…」
私 「バカ」
彼氏 「顔近い」
私 「あ…ごめん」
彼氏 「ほら、手貸すから立て」
私 「うん」
まだ熱があるみたい。フラフラして、しゅうに抱きついてしまった。彼の背中は大きくて、包まれるような感じがして、安心感があった。
この時間が続けばいいのに。
彼氏 「早く元気になって、また学校で会お」
私 「うん!」
彼氏 「来なかったらぶん殴るぞ?(泣)」
彼は涙目だった。その顔が可愛らしくて、甘くて、いつものドSとは大違い。
私 「殴んないでよ!笑」
彼氏 「元気になったら、いらないくらい、お前を好きになってやるから、覚悟しとけ」
私 「はい!!」
家までしゅうは送ってくれた。いらないくらいってどれくらいだろう?
でも、私はしゅうのことが大好きだ。
この熱は、風邪の熱じゃなくて、恋の熱
早く風邪を治して、元気にならなくちゃ!
恋の熱は治さないけどね!