#熱りと酔いの醒める迄

掃いて捨てるほどある青も春も

彼と言い合う愛の言葉も

底を尽きるのは一瞬にして

ほんの少しの酩酊でも良かった

あなたと愛し融け合えるなら

やさしいみなさん

おれにすきをください(

はるか遠くで月を見るあなた

はなれた私の心も月見の妙に目醒め

溜まった涙を飲み干して

最悪の味で乾杯しよう？

泣き疲れて眠ってしまった君の横顔

背徳感が背骨を這い登る

愛に価値なんて付けられない

恋に恋してる暇はない

花火のように散ってった

あの日の命をまだ抱えている

ねえ、欲張ってもいいかしら

『もう少しだけ』なんて言葉

『どうでもいい』なんてほざいて

酒でも浴びんだろ　分かってんだよ