#独身

嘘でもいいから

左手の指輪を外して

「僕は独身だよ」って言って

抱きしめて？

恋って切ないね

一生独身でいることを宣言いたします！

ボクはハムスター。
とある女性に飼われてるんだ！

明るい時間は飼い主さんいないみたい。
どこかに出かけてるのかなぁ。
暗くなったら帰ってくるみたいだけど。

ボクを可愛がってくれるのは嬉しいよ。
ご飯もとってもおいしいよ。
でも・・・
「今日もハゲ上司がうるさくてぇ！」
って赤らめた顔で言ってくるんだ。
しかも何だか不思議な匂いもしてくる。
それじゃカレシとかオットとかできないよ！

今日もお仕事お疲れ様！
ボクも飼い主さんのこと応援してるよ！

この歳になっても
独身で
アパートで
ねるねるねるねに関する
詩を
書いているなんて
あの頃の私は
思わなかった

もしあなたが独身だったら
好きって伝えられてたかな

独身者は一緒に練る相手が欲しいと思い、
既婚者は一人で練りたいと思う。

結局のところ
ないものねだりなのだ。

なんで
結婚=幸せ
っていう考えなんだろう

なんで
子供を産むこと=幸せ
っていう考えなんだろう

先生は独身でいてよ、

非リアが安心する、

そう強く思った今日この頃

もし世界が結婚してる人と独身の人たちの世界が違っていたら私はどっちに行けるだろう

変に足掻くより
諦める方が楽なんです。

「婚活なんていう不自然なことをするくらいなら、独身でいい。」

ねるねるねるねを練りながら、君は言う。

なるほど、若者らしい、いさぎよい意見だ。

しかし、君が練っているその

ねるねるねるねこそ

人工的に作り出された、

不自然の最たるものなのだ。

不機嫌な母親と

疲れた父親。

その間で小さな子供が

泣いている。

家族連れ。

一方僕は

自由だ。

好きな時に

好きなようにねるねるねるねを

練ることだってできる。

その時

勝ち誇ったつもりだった僕の目から

キャンディチップのような何かが

こぼれ落ちた。

せっかくの半休で

アパートに帰っても

練ること以外

することがない。

自由ではあるが

さみしいような気も

するのだ。

それでも
ゴチャゴチャした集合住宅で
ねるねるねるねを
練りながら一人暮らし…
というのも
僕の1つの理想像ではあるのだ。
マイホームやマイカーは
僕には荷が重い。
所有するということは
心理的負担にもなるのだ。

結婚は憧れだったが
それは遠い存在だったからであって
自分の手の届く所に来ると
今度は恐ろしくなってきたのだ。

たとえば
結婚したら
独身のときと同じようには
ねるねるねるねを
練れなくなってしまうのだ。