花屋たんぽぽの綿毛・2024-04-18
癒し
ポエム
おかえり。
ちょっとお疲れだね。
今日はそれだけ
頑張ったんだね。
うんうん。
お疲れさま。
じゃあ
今から肩に
乗ってあげるから
頭カキカキしてくれる?
今夜の僕は
君の癒しさ✴︎✴︎
ホームセンターに
うちのこ(愛猫)のごはんを買うついでに
猫さんを見に行く
子猫 かわいい
はじめて
スフィンクスって種類のこを見た
本当に手足の先、しっぽ、
ヒゲのあたりとかにしか毛がないんだね
おでこのシワはパグ犬みたい
なんかこわいな …
触ったら傷つけちゃいそうで
ガラス越し にゃーにゃー鳴いて
見つめてくる
ん~、可愛すぎる
連れて帰りたくなる
“うちのこになる?”
こころの 風通しの 良さは
いつでも
気持ちよく しておきたいの
心地よく 過ごせる 自分を 保って
年と ともに 古びてきたら
メンテナンスも 大切よね
紫陽花は
降りしきる 雨の中で より 鮮やかになる
絶え間なく 滴を受けて 彩りを 深める
ならば わたしも
あなたの 瞳の 涙の中で 艶めきたい
あなたの 心の 虹の輝きで 美しくなりたい
そして
あなたの 傷ついた 背中の陰りを 癒したい
鮮やかに 美しく 咲く 花々
ふと 足を 止めて じっと 見入る
その 美しさに その 鮮やかさに
疲れも 忘れ 心 癒される
わたし自身も
誰かの 気持ちを 和ませるような
1輪の 花に なって いるのでしょうか
あなたの 心の 花壇を 彩る
花に なりたいのです
花は ものを 語らずとも
人の 心に 力を もたらす
花は 自らを 飾らずとも
人の 眼に 麗しく 映る
花は やがて 枯れゆくとも
人の 記憶に 強く 留まる
花の 如くに 生きようと するならば
人の 隣に そっと 寄り添うこと
人の 心を 芳しく 包み込むこと
「オレンジ色って 気持ちが 暖かくなるね」
君が そう言った その時から
オレンジ色の 花が
好きに なったんだ
そしたら 最近 不思議と
心が 穏やかに なれたような……
そんな気が するよ
あなたの こころにも
この まぶしい 陽差しが
届いて いますように
あなたの 未来にも
この やさしい 木洩れ陽が
降り注いで いますように
貴方を感じると安心する
私が私でいられるの
どうもありがとうね
隣にずっといられたら
もっと幸せなのにな
時を忘れて
自然と心を交わす
静寂が満ちる風景
風の音が
心地よく
心の奥へと響き渡っていく
若かりし頃……
失意の底に 突き落とされた 試練の 日々
周囲は 彩りを 失くした モノトーン
友達の 明るさ弾ける 笑い声が 実は 辛くて
心の 闇は 未来までも 閉ざそうとしていた
そんな時に 花は 病む わたしの 傍らで
穏やかに たおやかに ただ そっと優しく
語らずとも 動かずとも 癒しを 与えてくれた
わたしが その後に フローリストを 志したのは
自らが 花からもらった 不思議な力を
街ゆく 人々に 手渡したかったから なのです
だいじょうぶよ と
幾重にも やわらかく 包んで
心配しないで と
壊れないように やさしく 抱きしめ
そばにいるよ と
微笑んで そっと 隣に 寄り添えば
つらい 過去も 塩からい 涙も
ふっ と 溶かされて 流れ出てゆく
あなたにも 感じてほしい
この 安らぎを
疲れたあなたの心を
思いっきり
甘やかそう
おだやかな 笑顔のきみに 癒される
𝒹𝒶𝓇
花々は 知っている
いずれ 音もなく 散りゆくことを
それなのに 変わらず 陽の 光を 求め
けなげに 命を 生き切ろうとしている
人は その姿を 目の当たりにして
花々から 希望や 勇気を 見い出す
花々は 分かっている
自らの 美しい時間が 短いことを
しかし 花々は こうも 知る
散るだけの 運命のために 芽吹いたのではない
おおらかに 咲き 人々に 癒しを 与え
喜ばれる 実を 結ぶために
可憐に 今を 咲かせている ということを