はじめる

#神話

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全47作品・

サソリが苦手なオリオンは
そそくさと西へ沈む

空気が澄んだ冬空には
輝きを増す一等星

神話に抗って
君の心に弓を放つから
逃げずに受けとめてくれ

逢瀬 誠・2022-11-23
星夜と月の祈り
タグを使わせて頂きました。感謝の言葉
ポエム
星座
神話
流れ星

「夢見る少女と
何も変わらない
その後の世界について」



人気のない、
劇場の舞台の上。

そこに
少女はいた。

少女は、この舞台に立つことを
ずっと夢見ていたのだ。

今日は、
1人、
夢を語りに来ていた。

誰に聞かれるわけでもなければ
誰に見られる訳でもない。
この場所で。

少女は
真っ直ぐ前を見据えた。

大きな、まん丸の瞳を、
きらきらと輝かせながら、

その小さな声で、
小さな体で、
大きな夢を語り尽くした。

誰にも知られないままに。


ー数年後ー

あれから少女は、
大人になり、
会社で働いている。

“なんだお前、
茶も上手く注げないのか?“

“あの人と話さない方がいいよ~“

根も葉もない噂が飛び交い、
上司にこき使われる彼女。

いつしか、
彼女の目には
光が灯らなくなっていた。


最早、
夢が何なのかも分からなくなり、

自分という人間が、
人にどう見られているのかを、
気にするようになっていたのだ。


“泣き方さえ、
もう、
分からなく
なっちゃったじゃない。“


その声も、
風で掻き消されてしまう。




その日、

彼女は、

あの頃のように
廃墟となった
劇場の上に立った。


無論、劇場に人気などなく
彼女1人が舞台に居るのみだ。


くすっと、彼女は笑う。

「私の居場所は
此処にしかないのかもね。」

ポケットに手を突っ込み、
幾つかの薬を取り出した。

ごくん。

(これで私はこの世から、
やっと、離れられる)

安心したかのように
彼女はステージの上に、
大きく倒れ込んだ。

「ほんと、
私の人生って
なんだったんだろ。」


その直後、

彼女の意識が遠のき始めた。

ー数分後ー

死に際、
少女は呟く。
「せめて、最後ぐらいは
儚い夢でも魅せて」と。



その瞬間。

彼女の声を聞いたかのように、

くるくると
踊り子が舞台を舞い

数々の
ショーが
目の前で繰り広げられた。


火の中をくぐり抜ける百獣の王、

沢山の玉を
軽々と回す道化師。

白い羽根を
華麗に羽ばたかせる鳩達。



もちろん、
このショーは
彼女の幻想であり幻覚である。

だが、
その舞台を見つめる

彼女の瞳には
あの頃のように
光が灯り始めたのだった。



ー死後数時間ー

真っ白な天使が
彼女を連れて
空高くへと飛び立っていく。

あの日夢見た舞台へ、

きらきらと輝きを放つ
あのステージを尻目に

羽ばたいて行ったのだった。


ー少女の死後の世界ー

彼女が亡くなったことが
ニュースにゆっくりと流れた。

だが、
彼女が亡くなった今も
何も此処は変わらない。

上司が部下を見下し、
罵声を浴びせ、

その人を
何も知らない人々が

なんの根拠もなく、
ことごとくバッシングする。


死してなお、
変わることの無い世の中に

救いの手など
あるものなのだろうか。

身を削られる人々ばかりの
この世が
はたして

良いものになるのか。



天界では少女が
下界を見つめながら


“ほんっと
学ばないなぁ、、
うちの上司も、

あの人たちも。“
と、心底失望していた。


彼女はもう、
変化のない彼らに

いい加減
怒りを覚えるどころか、
もう
呆れ返ってしまっていた。


うんざりして、
聖殿に戻ろうとしたその時。


テュケ「テミス~??浮かない顔して、どうしたの?」


天界に上がった時
友人となった同期、
テュケが傍に立っていた。


テュケ「まーた下界見てたなぁ~??」


テミス「テュー?!いつの間に…
何でもないわ。さ、聖殿に戻りましょう。」



図星すぎて半分吃驚しつつ

私たちは
皆の待つ
聖殿へと向かっていった…







続きでも書こうかな…

宗教が好きな訳じゃないんですけど
歴史がとてつもなく好きなので
(特に世界史)

女神様方登場する話書くの
おもろそうと思ってるんですよね…




※テミス…法の女神。
神ウラノスと大地の女神ガイアの間に生まれる。

ギリシャ語で「安固、」を意味する。
転じて、
「法」となる。

法に守られなかった彼女。

天界に行った後、

法によって救われない人を守る、
そんな人な気がして、
テミスとなりました。


※テュケ…運命の女神。
テュケーとも呼ばれる。
ギリシャ語で「運」や「偶然」。

ローマでは
フォルトゥナと呼ばれる。

しばしば
盲目あるいは目隠しした姿で
表された。

テミスと仲のいいテュケ。

運命と法の女神って
相性良さそう、、
と思いまして…

真反対、だからこそ良い、的な?

Snow White・2022-09-18
舞台では夢を魅せて
小説
久々に書いた
拙い文章でごめんなさい
また続き書くかも!
テミス
テュケ
法の女神
運命の女神
神話
「夢見る少女と何も変わらないその後の世界について」

私は生け贄

怪物ミノタウロスに捧げられるの

悲しいとは思わない

だって私は、誰からも必要とされてないから

ミノタウロスは、人々が言っていたよりも
大きくて、怖そうで

でも、とても優しい目をしていた

ミノタウロスは私を見つめて言った

「お前は俺が怖くないのか?」
「…少し怖いけど
あなたの優しい目が、私は好きです」

「…そうか
お前は変わっているな」

「…私を食べないんですか?」
「お前は地上にいて楽しかったか?」
「あまり楽しくは
何故なら私は、誰からも必要とされませんでしたから」

「…そうなのか」

彼は私をそっと抱きしめた

「俺はお前を必要としている
少しの間でいい
俺のそばにいてもらえんか?」

人から必要とされるって

こんなにも嬉しいことなんですね

唯那@受験生・2017-10-29
YUさん
ホラーではない
ミノタウロス
神話
怪物

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

他に47作品あります

アプリでもっとみる

「夢見る少女と
何も変わらない
その後の世界について」続

題名は変えるかもしれませんが、

続き書いたら見るよ~
って方いたら
贈り物か好きください!


(創作意欲が
湧いてきてしまった…)


コンセプトは神話。

ギリシア神話、日本の神話etc…
調べに調べ尽くして

キャラ構成等々
考えようと思ってます

めっちゃ推敲するので
多分時間は
かかりますが…

登場させて欲しい
神や女神様方いらっしゃいましたら
教えてください!

冥界のキャラも少し必要だな…

Snow White・2022-09-19
小説
更新頻度は遅いと思われる…
書きたくなりまして…
止まらない創作意欲
誰か止めてぇぇー
神話
ギリシア神話
「夢見る少女と何も変わらないその後の世界について」

"勿忘草"を
知っていますか??


暑さに弱く日本では
ほとんど草の状態で雑草のように
見えるかも知れません



ですが勿忘草は
青い小さな花が
2人の涙をあらわしているような
切ない物語なのです









ドナウ川のほとりを
ルドルフとベルタが
散歩していました


この草を見つけたルドルフが
摘もうとして川に落ちてしまうのです



あっという間の出来事でしたが
ルドルフはとっさに
「僕を忘れないで!」と叫んで
花を岸に投げ死んでしまいます


残されたベルタは
生涯この花を身につけて
ルドルフを想い暮らした
といわれています


このベルタが大切にしていた
花がワスレナグサなのです






《花言葉》



『私を忘れないで』



『真実の愛』

スズラン🌙・2019-11-22
花言葉
ポエム
言葉の花屋さん
神話
恋人
忘れないで

キャラクター案
ー天界ー

・テミス
主人公。
法の女神。
過労死により亡くなる。

死後は神々の采配により
己も女神として
この地に君臨するようになった。

落ち着いているが、
芯がある。


・テュケ(テュケー)
別名フォルトゥナ。
運命の女神。
テミスの同期で親友。



・ベルセポネ
花の女神。
ふわふわとした
独自の雰囲気を持っており
他をも魅了する


・司祭
武力を総括する司令官。
緋龍王と仲が良く、

ほかの神々からも
その優秀さを買われている。

・アネモイ
風の神たちの集まり。
司祭の部下で
圧倒的戦力を誇る。

・緋龍王
古き昔、名を馳せた王。
現在はテミスの指導官を務める。

司祭と仲が良い。

・ルナ
月の女神。
双子の姉がいる。

ベガ、デネブ、アルタイルが
仕えている神。



ー人間界ー


ー冥界ー
・ハデス(ハーデス)
冥界を司る神。
サタンという妹がいる。

圧倒的な力と恐怖で
王国を支配し続け
その座に君臨し続けている

・サタン(サターン)
ハデスの実妹。
暴力的な兄ハデスとは
真反対の性格をしており、
慈悲深い。



ー守護星ー
・アル(アルタイル)
星全体を
血を分けた兄弟である
ベガ、デネブと共に守護している。

月の女神ルナに仕える。

※指導官…天界に来たばかりの者たちに、必要な指導を行う。



まだ案なので変更する可能性大

人間界と並行して話が進むため

別枠のストーリー組む可能性あり

Snow White・2022-09-23
「夢見る少女と何も変わらないその後の世界について」
小説
神話
星夜と月の祈り

アダムとイヴは

もぎもぎフルーツグミを食べてしまった。

その結果

楽園から追放された。

途方に暮れる彼らの前に

あの魔女が現れた。

伊田よしのり・2024-07-16
ポエム
神話
アダムとイヴ
もぎもぎフルーツグミ
魔女
ねるねるねるね

【精霊は罪を犯す】


「あぁ、なぜ君は僕を避けるんだい?」

ナルキッソスは問うた
水面に映る自分自身に

「僕が微笑めば誰もが心奪われ、僕が歩けば誰もが足を止めるというのに、なぜ君だけは僕に触れてはくれないのだ……?」

何も不思議なことは無い
水面に映っているだけなのだから

「とても嫌われているとは思えないんだ…!僕が手を伸ばせば、君も僕に手を伸ばす、僕が微笑めば、君だって微笑んでくれるじゃないか…!なのに、どうして…」

(私も、あなたが好きよ…)

そう、囁きのような声が聞こえた

「…!そうだろう…!だったらなぜ…!?」

それは、ナルキッソスが手酷く振った風の精霊の声だった
彼女は手酷く振られたショックで、衰弱し、とうとう声だけの存在になってしまったのだ

(私ね、ここから動けないの…)

だが‪、今や彼にバカにされた見た目すらない状態
今なら、彼のそばにいても怒られない
見えないのだから…
だから、彼女は彼の想い人のフリをした

「そうか、ならば僕も君と共にずっとここにいよう!」

ずっと彼といられる、そう思った




それからずっと2人は話し続けた

だが、彼は人間だ
飲まず食わずで衰弱し始めた
それでも彼は、ここを離れようとしなかった

「…愛おしいな君は、弱ってる姿も美しい…」

“わかってる…私じゃない”
(ねえ、家に帰らないの…?)

「嫌だ、君がここにいるのなら、僕も君と共に在る…!」

(でも、あなたこのままじゃ死んでしまうわ…)

「君を見て死ねるなら本望だ…」

“あぁ、私じゃこんなに愛されない…”
(なら、もうあなたとは口を聞かないわ…!)

「な…!どうして…!?」

(だってそうでもしないと、あなた本当に死んでしまうもの…)

「嫌だ、お願いだから…」

(なら、何か食べてちょうだい…私を愛しているのなら…)
“もう、今日で最後にしよう…”

「わかった、最低限の生活はする…」

(それから、もう、ここには来ないでちょうだい…)
“もう、あなたのことは忘れるから”

「どうして!?こんなにも愛しているのに…!」

(愛しているからよ…)
“さようなら”


それ以降、精霊は声を発さなかった
そうして、ナルキッソスは、半ば絶望し、おぼつかない足取りでその場を去った

その日から、彼は来なかった
そして、精霊は何も映らない水面に向かって、ポツポツと喋り出した


(好きだったな…)
“今も好き”

(会いたい…)
“あなたは私を嫌いなはずなのに…”

そうして、声だけだった精霊はさらに衰弱していった
やがて、声すらもはっきり聞こえないほどになっていった
衰弱しながら、精霊は悔やんだ

“あぁ、なんて愚かだったんだろう
こんなことで彼に好かれるわけもないのに”

それでも、彼のそばにいたかった、言葉を交わしたかった
それほどまでに、必死だったのだ
きっともうすぐ、消えてなくなるだろう


ザっ


「ごめん、約束、守れそうにないや…」

“あぁ、なんで今”

「もう君は、声を発してくれないだろうけど、どうしても忘れられなかったんだ」

“わかってる、私のせいだ、そんなの、わかってるよ”

「だから、僕は今ここで死のうと思う」

“…!”

「そしたら、もうここから動かなくてもいい、何も気にしなくていい、ずっと君のそばにいられる」

“あぁ、なんて、なんて罰だろう
結局私は、好きな男の死を見て終わるのね”

「だから、僕は今日、僕の罪も吐こうと思う」

“…?”

「君は、僕が愛した人ではなかったんだろう…?」

“!”

「家に帰って、みんなに話したんだ、そうしたら、水面に映る自分だって、教えられたんだ…なんて滑稽だったんだろうね」

“…”

「でも、声は違うだろう?君がいた」

“知らないままで良かったのに…”

「僕に君は見えない、声しか知らないでも
少なくとも、僕は、好ましく思ったよ」

“…!”

「夢を見せてくれてありがとう…」

グサッ

ドサッ

“あぁ、なんて酷い人なんだ
こっぴどく人を振っておいて
なのになんで、私は、嬉しくてたまらないのだろう”

そうして、ナルキッソスは息を引き取り
精霊は世界に還った




《ナルキッソスの罪と罰》

深唯弥・3日前
多分彼女
愛されたい
ポエム
神話
ナルキッソス

点を
指でなぞれば
神話が動き出す

手を伸ばせば
星座がこぼれ落ちそうで 

澄み渡る
プラネタリウムに
瞳を凝らせば

あっという間に
星が流れた

逢瀬 誠・2023-04-14
プラネタリウム
星座
流星
神話
ポエム
夜空
星屑

"一緒に、楽園へ還りましょう"


少女は最愛の片割れと共に
手を取り合い歩いていく


病的な白磁の肌と緋色の瞳
雪のように白い髪
少女は青年の柔い髪を弄び
青年は少女の小さな唇を撫でる


侘しい谷底を目前に
少女と青年は畏怖の念を持たず
唯々神々の聲を聴く


"…貴方はまだ、来てはいけない"


盲目の少女は眉を下げ
背後の男に愛と接吻を遺して
楽園へと旅立つ



___遺された男は、少女の腕飾りを握り締め
紙人形のように舞った少女を想い、遠くへ吼えた

*Gizelle*・2018-08-17
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~神話~

昔々
オリオンと月と狩の女神アルテミスと仲が良く
いつか結婚するだろうと言われていました。

それを知ったアルテミスの兄アポロンは
それを認めず、二人を引き離しにかかります。

海から出ているオリオンの頭を黄金の岩と偽り
アルテミスに矢をいらせるのです。

なにも知らないオリオンはアルテミスが放った矢で
死んでしまいました。

その事を大変悲しんだアルテミスは
大神ゼウスに頼んでオリオンを正座として夜空に
上げてもらいました。

今でも冬の夜にはオリオンに会うために
月がオリオン座を通っていきます。

🌱おめめさん👀・2018-09-04
神話
オリオン座
綺麗
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同じ空の下で








【こと座の神話より】#創作



あぁ
どうして、どうして……!
あと一歩が耐えられなかったのか
あと一歩、あと一歩で
愛しい人を再びこの腕に
抱くことができたのに
どうして
わたしは約束を破ってしまったのか

いいや、自分でもわかっている
神を疑ってしまったからだ
本当に後ろを付いてくるのは
愛しい人かと
神は嘘を言ったのではないかと
不安になってしまったから

けれど、神はやはり正しかった
あの一瞬
この眼に映ったのは
忘れもしない姿
失ってなお想い続け
神にご無理を言ってまで
もう一度会いたいと願った
愛しい愛しい人

しかし、神の言葉を無視し
出口を見つけた喜びで
振り返ってしまった
言葉を交わす間もなく
焦がれた人は一瞬で消えてしまった
もう、二度と会えない


また、わたしと琴だけになってしまった……




*.。.:*.。.:*.。.:*.。.:*.。.:*

スピカさん(秘密さん)から
『星座』のリクエストをいただきました


神話がお好きということなので
こと座の神話から
琴の名手オルフェウスの
エウリディリケを失った瞬間の気持ちを妄想してみました


ご希望にそえているでしょうか?

ゆめうつつ・2018-06-29
創作
星座
神話
リクエストより

呪術廻戦の
7話8話
神話過ぎてやばい‪w

影神くん・2020-11-22
呪術廻戦
7話
8話
神話
五条悟
狗巻棘

イカロスは
ねるねるねるねで固めた翼で
自由に空を飛翔した。
しかし
色が変わって墜落し
亡くなった。

この寓話は
人々の間で語り継がれ
今では神話に
なったのだ。

伊田よしのり・2025-01-28
フィクション
イカロス
寓話
神話
ねるねるねるね


ねるねるねるねには色がなかった。
人間は色に迷うことなく
幸せに暮らしていた。
しかし
バベルの塔の建設に怒った神は
ねるねるねるねの色を
ソーダ味とブドウ味に
分けてしまった。
これがねるねるねるねの
色の始まりである。

伊田よしのり・2025-01-30
ポエム
神話
バベルの塔
ねるねるねるね

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