#通り過ぎた夜明け

きっと真っ黒な嘘も

美しい夜だと信じたくて

きっと欠けた三日月も

いつかは満ちると信じたくて

満たされない藍は

恋で染まっていく。

自分迷子なロストワンの僕

本当の感情は箱に仕舞われて

月明かり
まだ残りし朝
君の香り
身にまといつつ
一夜思い出す

外を見渡しても

心を覗いてみても

あの日の君はもう居ない

どんなに苦しくても

人前では笑顔でいられます

愛想ちゃんと振りまけます

あの人は今どうしてるかな？

なんて思った夜明けは

何度目の春を通り過ぎただろうか。

長い夜が過ぎれば

早い朝が必ず来る


1日1日違う日々で

幸感じるは瞬間で

不幸感じるは永久


こんな毎日に私は

疲れを感じました

# 通り過ぎた夜明け

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誰にも気づかれずに

夜明けは通り過ぎていく

誰にも届かない

自分にすら分からない52ヘルツで

明日をどう生きようか

溺れる程の涙も流せないまま

心を縛る火薬に震える

別れた今は通過点

きっと未来は君と結ばれて

幸せにすることができるよね

綺麗な星空の真ん中で

君と二人きりだなんて

夢みたいで、嬉しくて、少し怖い。

誰もいない屋上で二人、なんて

噂が立って君の迷惑にならないだろうか

もうすぐ有名となる僕たちにとって

そんな心配はいらないのかな


君には少しだけ悪いと思っている

最後に話したいこともあっただろうに

でも、僕は

君がいたから踏み出せる。

僕は君の無抵抗な手を優しく取って


抱く



1度でいいからやってみたかったんだ

好きな子をお姫様みたいに抱くの

夢が叶ったよ

凄く嬉しいな

僕たちは今から二人で

この星空を歩くんだ。

誰にも邪魔されない

誰にも邪魔させない



これ以上の幸せなんてありやしない

今日、僕は世界一幸せな人間だ！

ありがとう

君のおかげだよ。

みんなとはもうお別れ

だけど寂しくなんてないよ

だって君がいるから

君のこと、僕が必ず見つけだす

だから安心して





一緒に逝こう






大好きだよ。

ずっと、一緒だからね…


君との1回目の口づけを交わして、

僕たちは

満点の星空へ歩き始めた

明けないで
このまま時が止まり


あなたの心も
偽りのままに

私の
本心も隠したままに

昇る朝日が心に影を作る様。
この壁は何時になれば崩れるだろう。

過ぎた夜明け

　茜色の残像
　　　　鳥の歌

新しい光が
　昨日を消して
　　　　逝く

過ぎた夜明けに
　振り返り返らず

　　新しい朝へ。