#秘密さんの恋日記

2022/11/24
今日朝、珍しく好きな人が私のところへ来た。

だけどテンション低かったから『どうしたの？』と訊いたら、
『英検受けるのにお金忘れた』
…と言って申込書片手に落ち込んでた。

とりあえず『oh…そうか…。ドンマイ。そういう時もあるって！』と言ってみた。

そして私は授業科目が好きな人と違うため、
移動教室の準備をしながら
『次受けるの準2級でしょ？凄いじゃん！アンタなら受かるって！頑張れ！！』
…と明るく励まし&応援して肩を叩いてみた。

そして準備が終わり『頑張れよ！アディオス！！』と言って大きく手を振った。

するとややダルげだったけど少しだけ手を振り返してくれた。
これが正解だったのかは分からないけど、
ちょっとでも元気になってくれてたらいいな。

2023/10/04
今日めちゃめちゃ好きな人と話した。
朝にあいさつ運動があり、我らが放送部の担当日だった。
好きな人が少し遅刻してきて、
先生に『おせーぞ。3分遅刻だコラァ！（笑）』と怒られていた。（いじられていた）
好きな人は光レベルのスピードで生徒玄関の隅にリュックを放り出して、私の横に来た。
最初に私の隣には、
2年生の後輩くんがいたんだけど、私の好きな人が来て間を空けたらしい。
（その後輩くんは私の恋愛事情を知らない）
それから私は久しぶりに好きな人とたくさんおしゃべりした。
（もちろんあいさつ運動もちゃんと並行させながら）
その時に、私が一番仲のいい後輩ちゃんが現れ、（※遅刻）
あいさつ運動が終わるまで三人でお話した。

　体育の授業のときに男女混合でサッカーをした。
その時に、私のチームと好きな人のチームが戦ったときに私はゴールキーパーをやっていた。
私の好きな人はサッカーがそれなりに上手いため（物理的にとてつもない破壊力）すぐにこちらのチームのゴールに、現れる。
そして何故か私が、シュートを決めようとする好きな人の前に立ちはだかった時だけ、
手加減したゆるいシュートをして私に止められていた。
そしてなぜか敵チームなのに、
私がシュートを止めたら『ナイス』と褒められた（幻聴？）　

放課後もお話したんだけど、
後から今日一日の私の様子を見ていた友達数人が、
『よかったじゃん！とても幸せな気持ちになりました。ありがとうございますw』
『なんか二人が話してる時さ、すごい幸せオーラが出てたよ！w』
『あいつ〈好きな人〉絶対（私の名前）のこと好きだってww』
といじりながら、騒いでいた。

なんで周りが私より幸せを噛み締めていたのか謎だし、
幸せオーラ放ってるのは“二人”じゃなくて絶対私だけだし、
あいつが私のこと好きなわけが無い。

…だけど、すごく嬉しかった。
きっと、少なくとも3ヶ月分の恋愛運使い切ってしまった。
きっと明日の体育祭準備と明後日の体育祭本番と来週の3年生遠足は何も関わりなく終わるんだろうな。

2022/12/12
今日私の好きな人が今度私にプレゼント（いつぞやの大仏キーホルダーと水族館で買ったアザラシの栞）の“お返し”で誰から貰った（なんとなく濁されたため真相は知らん）メガネ拭きくれるんですって。

ちょうどメガネ拭き欲しかったし(ﾎﾞｿｯ…

しかし不思議なんだよな。

なんで彼はメガネなんてかけてないのに
メガネ拭きを人から貰ったんだろう。
彼がメガネをかけてる姿なんて見たことないし、
何より、以前彼が目の悪い私に“俺目が良いんだよね”と自慢をしてきたことがあった。だからおそらくメガネなんて持ってないだろう。

なのになぜメガネ拭き？

そう疑問に思いながら私は内心すごく嬉しかった。

人から貰ったものを渡されても正直困るけど、“君から”のプレゼントだったらそれでもいいと思った。



そして好きな人からそのメガネ拭きの写真を見せてもらった。
それには可愛いイルカの柄がついていた。
そして彼は“水族館で”どうのと言っていた。





























今度それを受け取ったときどこの水族館か確認してみよう(ﾎﾞｿｯ…

今日大会の昼休みのときに、

皆で会場の隣の公園で

雨が降ってるにも関わらず

ご飯を食べてた時に

片思いの人と唐突なおいかけっこしました。
（理由:相手が私の事を鼻で笑ったから）

その時はムカついてたけど、

楽しかったです。

そして思いっきり滑って転びました(ﾎﾞｿｯ…

それでも楽しかったです。

そのあと謎の格闘技もしました。楽しかったです。

周りから夫婦漫才してると言われました。

ぶっちゃけ嬉しかったです。

今日、修学旅行1日目で清水寺行ったんだけど、
人が多すぎて好きな人と肩がぶつかった。
それだけなのに、未だにドキドキしてる。

2023/06/06
　今日、部活の女友達にカミングアウトされた。
『実はね、（私の名前）のこと好きだったんだよ?』と。
すぐにその“好き”が“Like”じゃなくて“Love”だと分かった。
純粋にとても嬉しかった。
だけど、私には好きな人がいる。
だから期待に応えることはできなかった。
もちろん彼女もそれを知っていた。

私がそれを引きずってしまって、
自分の恋に打ち込めなくなるのではと思い、今日まで言えなかったとのこと。
私は『確かに…ごめんね』と言った。
すると彼女はすぐに
『大丈夫、もう踏ん切りがついてるから。』と笑った。
そして『私が身を引いたんだから、絶対（好きな人）とくっつくんだよ。告白しなよ。』と背中を叩いてきた。

私はそんな彼女に『好きになってくれて、背中を押してくれて、ありがとう。』と少し泣きそうになりながら笑って伝えた。

そして、

『私も、好きな人に気持ちを伝えよう』と思った。

『チャンスがあれば今週末の大会で』

そう決意した。

2023/07/08

この日、部活の3年生メンバー5人（私、好きな人、相方、相方の好きな人、天使ちゃん）で夏祭り（花火大会）に行ったのだが、あまりにも私の好きな人がかっこよすぎた。

私が髪についていたゴミをとってあげたら、『ありがと！！』と笑ってくれた。それだけで可愛かった。

本当は、“私”と私の“好きな人”、“親友”と親友の好きな人“部長”を二人っきりにするというもう一人の子“天使ちゃん”の計画があったんだけど、男子二人がマイペースすぎてできなかった。
私は、その計画を知っていたため、緊張していた。だから出来なくなったのは、
多少残念だったけど
それはそれで安心していた。

みんなで歩いているときに好きな人が、『その買ったやつ俺が持とうか？』と聞いてきた。
私的にとても有難かったし、嬉しかったけど、唐突過ぎてあたふたしてしまい、『ｱ､ｲﾔ､ﾀﾞｲｼﾞｮｳﾌﾞﾃﾞｽ』としか返せなかった。
だけど、数分後、なぜか私の好きな人の提案で、カップル専用（？）のピンクのハートのイルミネーションフォトスポットで皆で写真をとることになった。それでフォトスポット前のほぼカップルで構成されている長蛇の列に並んでいて、好きな人がまた『やっぱ俺持つよ』と声をかけてくれた。
『でも、悪いよ』と返すと、
『俺どうせ写真撮るかかりだから』と言って私が持っていた2袋のベビーカステラを持ってくれた。
『アンタは写真に映らなくていいの？』と聞くと、
『俺はいいや』と笑っていた。

花火を見ているとき、
私達の近くで花火を見ていた小さい子が『わぁー花火きれい！花火ってどうしてこんなにきれいなの？』とお祖母ちゃんらしき人にきいていて、
つい『かわいいなー…』っていう独り言を言ったら、好きな人が『そうだね、かわいいね』と返してくれた。
私たちはかなり近いところ（ほぼ真ん前）で花火を見ていたんだけど、その時に私が滝みたいに降ってくる？流れ落ちる？ようなタイプの花火が少し怖くて『うわっ』だの『わー』だの言って驚いて、自然と好きな人の方に体を寄せてしまうような体勢になってしまったとき、
『大丈夫、大丈夫だよー』、
『ここまで落ちてこないから大丈夫だよ』とずっと優しい口調で私に声をかけ続けてくれた。


他にも公共の場でタバコを吸っているお姉さんたちがいてタバコ臭くて『やばい臭いが…』的な独り言を言ったら、好きな人が『もうちょっと別の場所に移動しようか』と言って他の子たちも連れて移動してくれた。その時に、優しく『こっちにおいで』と言って誘導してくれたのに、ときめいた。
その時に夏祭り特有の人混みをかき分けているときに、好きな人の肩が私の頬に当たったり、好きな人に軽くぶつかってしまったりして心臓がうるさかった。


そして、花火が始まる直前、私は方向音痴のクセに一人でお目当ての屋台を探しに行って案の定、お目当ての店も見つからず、迷子になってしまった。
そこで私は、部活の3年生のグループLINEに『みんな今どこー！？』というLINEをおくり、しばらくして天使ちゃんから『今“好きな人”が“私”を探しに行ったよ！』というLINEが来た。『天使ちゃんのしわざだな…。』
そう思い、好きな人の姿を探すと、好きな人の背中があった。
私には気づいていない。声が届く距離でもなかったから、私は彼の背中を追いかけた。
だけど、彼の背中は人混みの中に紛れていってしまって見失ってしまい、結局天使ちゃんが見つけてくれた。
その後、祭りの帰り道で相方に『あれ天使ちゃんが行かせたんでしょ。』と聞いたら、『いや！実はあれ、好きな人が自分から探しに行ったんだよ。間違いなく！！』とのこと。
…信じられなかったけど、めちゃくちゃ嬉しかった。
見つけてもらうことはできなかったけど、それでも嬉しかった。

2023/07/16
今日は、文化祭があったのと同時に、
私達放送部の役職の引き継ぎ式だった。

そこで私達3年生が最後に後輩たちへコメントすることになったときに、
みんなが泣いていたんだけど、
私の好きな人だけシャツの裾で涙を拭っているものなのか、
汗を拭っているのかよくわからなかった。
そして、帰りに同じく三年生の友達が、
『ねね、さっき（私の好きな人の名前）が涙をシャツで拭っていたのか、汗を拭っていたのかっていうのが浮上してるんだけど、結局どっちなの？』と聞いた。
すると彼はちょっと茶目っ気を含んだ笑みを浮かべて『秘密』と言った。

ああ、こんなところも好きだななんて思っちゃった。

2023/09/15
今日、学食を食べているときに好きな人と目があった。
お互いに目をそらすタイミングを逃して、5秒くらい（私の体感時間）見つめ合っていた。
流石に気まずかったので、咄嗟に笑顔を作って手を振ってみた（ﾆﾀｧ…っていうちょっときもい笑い方をしてしまった気がする）

すると彼も小さく手を振り返してくれた。

その一部始終を見ていた友達に、
『（私の名前）顔真っ赤〜( ･ ∀ ･ )ﾆﾔﾆﾔ』
『これはもしかしたら向こうオチたんじゃない！？』
…と揶揄われた。



目があって瞬間、心臓が止まるかと思ったけど、幸せだった。

2023/08/08
幼稚園の時の学芸会の映像見た。
シンデレラの劇をやってた。
私の好きな人（初恋相手）もいた。
彼は貴族の役（ナレーション）だった。
そして私は当時の1番の男友達と共に姫と王子の役を演じていた。
そのシンデレラの劇はだいぶ、オリジナリティ満載というか、あまりに特殊でシンデレラ＆王子以外のカップルも誕生するというストーリーだった。
私は、相手役の男友達を尻に敷いてイチャイチャ（？）していた。
そんな自分にちょっとモヤモヤした。
だけどもう一つ気になったことがあった。
私の好きな人は好きな人で他の可愛い女の子とイチャイチャしていた。
しかもその女の子に腕を組まれてキスを迫られてるっぽかった（？）
幼稚園児に罪はないのに
ちょっとモヤモヤしてしまった。

高校生になった彼は、
『彼女いない歴＝年齢』
って言っていたけど、
本当は覚えていないだけで実はあの可愛い女の子と好き同士、
というかカップルだったのかもね。

まぁ今思うと私は私で、
王子役の男の子とは
“ただの友達”だったのに、
何故か先生達からは『公式カップル』
扱いされてたけど。

2023/05/27②

今日の好きな人と二人きりになった。

↓↓その時の会話↓↓

私『ちょっと変なこと言ってもいい？』

彼『いいよ』

私『私が放送部入った理由が、（親友）ちゃんに引っ張られて入ったのね。』

彼『うん』

私『それでも、私が放送入ってよかったって思ったのはね…』

私『アンタが放送に入ったって分かったときだよ。』

そう言って彼の次の言葉を待った。

しかし次の瞬間、

部室の扉が開き後輩が入ってきたのでそれどころじゃ無くなり、

たしかに何かしらの返事をしてもらえたはずなのに、

彼がなんて言ったのか覚えていない。

我ながら、そんなほぼ告白みたいなセリフをサラッと言うなんて“らしくない”と思う。

これは私の4時間睡眠で判断力が鈍っていたせい？

2023/01/23
今日、好きな人と二人で将来の夢や、
進路について語り合った。

彼はいつかパソコン関係の仕事がしたいとのことで、北海道のとある大学を目指しているらしい。

それを訊いたとき好きな人の夢を知ることができて嬉しかったけど、
それと同じくらい寂しくなった。

その大学は世間知らずの私でも知っている大学だったから“まさか”とは思っていた。

彼の夢を応援したいっていう気持ちがちゃんとあるのに、

意外とショックのほうが大きかった。

私の目指している就職先は青森の老人ホーム。

修学旅行で行った京都や大阪や奈良に比べたら断然近いのに。

距離的には凄く近いのに、
海があるせいだと思う。
それでも遠い気がした。



高校生活の中で一緒にいられる時間は凄く短くて、
卒業後はまた会えるかなんて分からないんだなと実感した。

もしかしたらもう二度と会えないかもしれない。

だからこそ、“今”一緒にいられるこの時間を大切にしなければ絶対後悔すると思った。

もっと積極的に声を掛けてみよう、
バレンタインは勇気を出して何か渡してみよう


…そう思った。

2022/11/22
何故か私は好きな人と腕相撲しました。

力の差を見せつけられ、
こてんぱんにされました。

好きな人からは『凄い女子って感じの顔してた』と言われました。

どんな顔やねんと思いました。

2022/12/09
今日は部活終わりに好きな人、親友、イケメンの4人で帰ったんだけどその時に、私が最近、ちゃんと髪に気を使ってるって話になったんだけど…


いつもボサボサ髪の私が
最近ちゃんと髪を櫛でといて、
スティックタイプのトリートメントでアホ毛を直すようになって、
少し高めの位置で髪を結うようになったのは、
好きな人に『ちゃんと髪の手入れしなさい！』って言われないように、君に少しは可愛いって思ってもらえるようになるためだっていうのにあの人ってば…

何が『ここ最近の違和感はそれか！』よ！？


君が言ったからここ最近髪型に気を使うようになってみたり、
君が『（私の名前）はこっちの方がいい』って言ってくれた髪型に近づけてみたりしたのにさ…

普通に気付いてよ馬鹿。

私がボサボサ髪じゃないのがそんなにおかしい？









まぁ、でもね


今日君は私の名前を一年ぶりぐらいに呼んでくれたね。
ありがとう。
いつもニックネームだから嬉しかった。
今はそれだけでいいや。

2023/07/16
今日は文化祭2日目だった。
模擬店の時に焼いた余った焼き鳥をもらい、
それを好きな人にあげた。前に祭りの屋台で買った焼き鳥を美味しくないと言っていたような人なので、
少し不安になりながら遠くで食べるところを見守っていたんだけど、
好きな人の声で『うまっ』って聞こえてきた。だから私は『よしっ』と思っていたら好きな人が私のところに来て、
『美味しかったです。ありがとうございます。』と言ってくれた。
頑張って焼いてよかったと思った。

その後に男装・女装コンテストに参加予定の好きな人にメイクをした。
普通にリップやアイシャドウを指で塗ったり、髪型を整えたり、ネックレスを貸したりした。
緊張したけど楽しかった。

しかもその姿を、私の恋の事情を知っている後輩（男装コンテスト出場者）にまじまじと見られていた。少し恥ずかしかった。

すべてのプログラムが終わって帰るときに、
好きな人の女装に使った私のリップをどうするべきなのかわからず、
好きな人本人に、
『このお前に使ったリップ…。お前が使うか、私が使うか。』と問いかけた。
すると周りは大爆笑していた。
そして彼は、
『…あー…それ俺が持って帰って、新しいの用意するよ！』と言ってくれた。
なのになんやかんやあって（何があったのか有耶無耶で自分でも分かってない）結局私が持って帰ることになった。