#空色の宝石

心に残った傷痕が癒えないと

傍に居て欲しいも云えなくて

暖かい毛布とホットミルクを用意して

泣きたい時に泣ける居場所を作るから

辛い事があっても眠くなる

それがどれだけ幸せか知る

優しさに触れて染まるとき

落ち葉さえ色鮮やかに蘇る

上手く笑えないと嘆かないで

未完成なほど助け合えるから

見慣れた街に魔法をかけて

通り過ぎる日常も幻想的に

失って気付かされるのは

見たい世界しか見ていないから

地球の色が青色なんて嘘

ほとんど哀色で溢れてる

眠れない夜に見ていたいのは

いつか消えて向かう夜空の星

手を伸ばしても掴めない君は

決して落ちて来ない星のよう

愛の意味だと期待しないよう

月の見えない夜に私と会って

上を向けない日は下に視線を落とす

通り過ぎるには勿体ない光景を見て

君との恋に落ちた僕に

君の夢で寝落ちさせて

気長に想うのも恋の醍醐味

迷いの霧もいつかは晴れに

大丈夫で乗り越えられない

ありがとうで割り切れない

その心の声に罪なんてない