#約束

あの日の君との約束を果たす事

昨日の続きを生きる理由になる

花瓶に挿した約束が枯れてた

水は綺麗に保ったはずなのに

彼と約束した美しい未来の絵
消去することはできないかもしれないけれど
新しい色でまた美しい絵になるよう上書きして
今の方が幸せだって思えるようになれたら

2人で好きの約束を交わそうか

月に会えるまで小指をあげるわ

“幸せにするね”

僕には 荷が重すぎるから
半分持ってよ

“幸せになろうね”

君の隣で感じた胸の温度は

もう忘れてしまったけれど

私は確かに君が好きだった

他の先輩が「先輩」を連れて
いつか部活に顔出しに来るって。

本当に、いつになるか分からない。
でも、来るって分かってるだけで
すごく嬉しくて。　

約束、破らないでくださいよ。

♡♡

約束

するのは

なんのため？



♡♡

こんな、初夏みたいに暑い夜には
ねるねるねるねを練りながら
ビールが飲みたい。
しかし、ぼくは
もう練らないと
あの魔女に約束して
しまったのだ。

何を練りたいのかは
聞かない約束なのだ。

あの日交わした約束の意味を

語れるのは君しかいないのに

幼かった頃のあなたが

あの魔女と交わした

お菓子売り場の小さな約束…

あなたは練る約束を果たさないことに

負い目を感じながら

いつの間にか約束を忘れてしまった。

それでもあの魔女はまだ

お菓子売り場で

あなたのことを待ち続けている。

離さないから離れないで

練り始めたら
色が変わるまでは
他のお菓子に手を出さないこと。

そんな簡単な約束さえ
あなたは簡単に破ってしまう。

いや、簡単だからこそ
破ってしまうのだろう。

あの魔女は、約束を果たした。
次はあなたが約束を守る番だ。
つまり、ねるねるねるねを練るのは、
あなたなのだ。