#終末の恋情

あわよくば

君と隣に立ちたい。
君に独り占めされたい。
君に愛されたい。

なんて願うだけで
行動には移せない。

恋は勘違いしたもん勝ち

だけど期待したもん負け

＿＿＿𓂃◌𓈒𓐍

ｲﾝﾋﾞｼﾞﾌﾞﾙ
"不可視的"なものに"恋"という

名前を誰がつけたのだろう

こんなに恋が切ないなんて

知りたくなかったのに

君と僕の“すき”が交わった時間は

まるで線香花火のように一瞬だった

せめて“さよなら”に乗せて“あいしてる”を

唄いたかったのに__

他の女を抱いた後で
「特別だよ」って
機嫌を取るように

拒まないからって
当たり前のように
私を抱くバカな人

わからないでしょう
どうでもいいの
だから受け入れるの

知らないふりをして
何も知らないよって
感じたふりをして
好きだよって
口にしないまま

愛してないからこそ
受け入れられるんだよ

都合良く思わないで
いつだって捨てられる
あなたなんて

「別れよう」

確かにそう伝えたの


君はあっさり

『君が決めたことなら』


そういうとこが嫌いだった

ータグ紹介ー


# 終末の恋情

⥤しゅうまつのれんじょう


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⊿使用者には贈り物贈呈

( ´･ω･`)ﾉﾔｱ←この子が配達します

渡月橋から
望む三日月は
薄明かりの中で
嵐山を青白く
水面に映し出す

木造の景観が
桂川のせせらぎを
虫の音色と共に
際立たせる

橋梁に吹く風は
少し肌寒く

目覚めの朝までふたり
シーツの染みが
気怠い甘さを残してる

解き放たれた愛の営み
満たされた君の素顔に
セキュアな口づけをして