星哉・2019-09-15
花の気持ち
暇人笑笑
( ᐛ👐) パァ
 ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
僕等は
すぐ命が終わる
それでも
誰かが、
幸せになれば
僕は
良いのだ
さぁ
咲いてる私を見て
元気出して
ほら
ここに居れば
あなたのすぐそばに
居られるでしょう?
冬に眠る花たちは
春を待ちながら
何を思うのだろうか_
僕の育てた花は…
彩取りに恐怖をばらまく
やがて誰しもが
夢と現実の区別
がつかなくなった。
だが、それでも…
この世界が残酷でも
ここにしか居場所が
無いのだから。
この世界がどんなに理不尽でも
死ぬ事は許されないのだ…
だから…だから僕達は
この腐った大地に
根を張り
醜い花を
咲かせるのだ。
現地という密林たった
1度しか咲かぬ花を…
美しくなった花達“リリィ”と“アイリス”。お互いはよく知る人物で。知らない別人であった。
リリィは不器用な心をアイリスにぶつけた。
今更の出逢いに戸惑いを隠せていない。
それでもアイリスはリリィに対し、優しく。あの頃以上にリリィを柔らかな感情で包んだのでした。
リリィはアイリスに夢を見た。アイリスはリリィに想いを寄せた。
気づいたら、もうアイリスはいなかった。そこに居たのは“リリィ”と他の花達だけだった。まだ未熟なアイリスは花を咲かす前に姿を消した。まわりには知らせたのに。リリィだけには何故か内緒で。酷いと思わない??
とリリィは友達のバーベナに不満そうな顔を向けてこう話した。バーベナは“そうね”と言って慰めた。それから“リリィ”達はアイリスとは違う道を歩き別の世界で大人になる。
ーそれは潮風か荒く吹く日。波の音が激しくたつ海での事ー
育ちも時間を過ごしたのも、共に貴女だった。
貴女だけだった。
感情を乱されたのも、初めて露にしたのも、誰かを愛し愛されたのも。共に貴女が初めてで貴女だけだった。
両手でしっかりと握りしめた。白い星の砂が入ったガラスのビンに目を瞑り。頭で寒い季節に手を繋いで、二人で温かくなったのを思い出して。ずっとずっと暖かい夢を見ていたの。
儚く脆く。幸せだったのを覚えているわ。
ヘラクレイトスの『万物は流転する』と言う話があるけれど、私は違うわ。
いくら時が変わろうと、まわりの流行が変わろうと、人が何度生まれ変わろうと。私だけは変わらない。私だけが“アイリス”の花だから
彼女は花の私を愛していた。まだ私には彼女の愛が理解出来なかった。だが受け止めるのは簡単で子供が走り回るほどに単純な流れだった。いつしかお互いはお互いを知り。そしてお互いはお互いを求めた。
まわりの花たちが風と共に吹かす噂は気にもとめず。二人の花は、一から二人を理解し合った。