おるき・2022-08-15
花めづる君
花の 花の 上を歩くとき
少しだけ辛そうな顔をする
優しくて 優しくて 臆病なひと
そう、あなた、どうか傷つかず
あなた、ああ、
ねえ、もういいよ
自分じゃ力不足で、
貴方の事分かってあげられない。
どうか、傷つかず
あなた、ああ、もういいよ。
優しくて
優しくて
臆病なひと
なぜあなたばかり傷つく
あなたばかり苦しむ
どうして貴方だけ
そんなに傷ついてしまうのか。
貴方が優しくて優しくて、
臆病だからだろう。
嗚呼、どうか傷つかないで
もう、苦しまないで。
遠い遠い夢の中で___。
♯傘村トータ ♯花めづる君
♯新曲
君を大事にする人になりたいんだ
君が変わったっていいんだけどさ
僕が変わりたいんだ
君が傷つきながら変わって幸せになる
それもいいと思う
でも
もう充分過ぎるほど
君は傷ついてきたし、苦しみ悩んできたでしょう。
だから
僕はもう傷つかなくてもいいと思うんだ
僕が君を抱きしめる
僕が君に気づく
そう
決めたんだよ
あなたが苦しまないようになればいいのに
驚くほど繊細なあなたが
そのままのあなたが
傷つかないような
そんな世界であればいいのに
そんな世界にしてあげたいのに
神様じゃないし僕はそんなことは出来ない
だけど
ただ、
"あなたが笑えるような世界でありますように"と
願う
それだけなら
こんな僕にだってできる
あなたが幸せに思える世界に
僕は
僕にできることをしたい
できないことだって
したい気持ちを持つことだけは
僕にできることだから
私は船に乗って月に行く夢を見てた
その痛みをどう受けとっているのか
どう受けとって、どう考えているのか
どう感じているのか
どう葛藤しているのか
僕はそれを知る努力をする必要がある
これは義務でも天命でもなんでもない
僕が決めたことだ
僕がしたいことだ
僕がなりたいんだ
君の
君のことを
大事にできる人に
今君も、
僕と同じように
幸せな夢を
きっと、
見ているんだろうな。と、
想っていた
だけど
そんな
僕の見当違いな予想と、
僕の君への希望は、
どこにも存在しなかった。
君は僕が知らない間に
長い間苦しんでいた。
僕は君を想っていたつもりだった
つもりなだけだった
本当の君を見ていなかった
見ようとしていなかった
気付こうとすることをしなかった
君を想ってあげられていなかった
君の苦しさを軽く見ていた
見た目とは違う痛みを
僕は
きみをわかっていたつもりだった
わかっていると思いたかった
そんな僕に愕然とした
これからは
これからは絶対
君の痛みを勝手な推し量りで判断したりしないと
そう誓う
僕に、君に。
僕にも言えないそんな君の
犠牲を知らずに
そんなことをもう
し続けるわけにはいかない
君を想っているなら
そんなこと
できるわけが無い
もう気づいた
僕の愚かさに
だから僕は
学び取るよ
もっともっと君を大切にしたい
君が犠牲を払う前に
気づけるように
君に寄り添えるように
君を癒せるように
温められるように
そんな僕になりたい
君を大切に思う
そう言える僕になる。
なるよ
1番大事な君の、
君を大事にする人に。