#花時雨に包まれる

卒業式と最後の校舎

散っていく桜吹雪が私に

さよならお元気でと笑った

〜タグ紹介〜


花時雨に包まれる

読み はなしぐれにつつまれる

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意味

桜の花が咲く頃に降る
一時的に降ったり止んだりする雨

使用・解釈自由です！
使っていただければ、
感謝の贈り物をお届けします。


今までのタグは、
# 短冊に載せた言葉 に。
そちらも使用・解釈自由です！

窓を開けてぼーっとしてた。
ポツポツ…と雨であろうものが降ってきて、慌てて洗濯物を入れて、ふぅ…と一息つく。

さっきまで晴れてたのに。
なんて、天気は秒で変わるもの。
公園の咲き始めの桜は、雨に濡れて少し色っぽい。
桜の花弁はピンクなのに、蕭条とした雨に包まれて、いつもとは違う色に見える。
ここから公園はそんな遠くない。
視界が悪くなっているから、そう見えてしまうのだろう。

そして5分にして消えたその雨雲は、桜の花弁を濡らした上に、何も言わずに去っていった。

多分これは、花時雨というものだろう。
誰かは綺麗と言うのかもしれないが、私には眠気の運び屋にしか感じない。

桜の花が咲く頃に
降るこの雨は
僕と君を
包み込んで
ふたりっきりの
世界にした

春の香りに包まれる
心地良い風が花の香りを運んでくる
青々とした原っぱでゴロン
そんな私を君は仕方なさそうに笑う
暖かい日差しにウトウト
そして私は彼に膝枕を所望した
そんな私に今度は彼は優しく笑う
桜の花びらの雨はそんな2人を見守るかのように
優しい風に揺られ淡いピンク色の雨を降らした