日陰・2024-07-12
薄暗い夏陰達
慣れてるだなんて言わないで
傷ついて痛くない人なんていないよ
七夕だからと
私の弱音を吐く口実にした
また安らぎにおいでよ
僕がずっと待ってるからさ
君が笑うのも泣くのも
全部私のせいがいい
泣いてしまっても
何もなかったかのように接して
人の心を軽くできるような
そんな綺麗なものでいたかった
叶うと思っていた夢は
本当に夢のままなのかもしれない
悲しかったねって認めてもらえるのって
こんなにも暖かかったんだなぁ
夜は寂しいだけなのに
変わらず在ってしまうのだな
変わらない思い出を
握り続けていてもいいかなぁ
フェンス越しに映る君ぐらい
私の目に入っても許されると思った
辛いままだったら
ずっと一緒に居てくれますか
またなんてあるか分からないのに
指切りをしてしまったね
私のこと気になりさんとかいますか
ください
泣いてしまうのは
君が私にひどく優しくするから