#蘇る悲しい過去

今でも鮮明に覚えている悲しい過去がある。
それはまだ小学校の夏休み。ある日散歩道で
子猫が3匹にゃーにゃーと鳴いていた。
目はあいておらずミルクを探していたらしい。
私は、明日お前たちに暖かくしたミルク持ってくるから！！と言った。
……私が翌朝散歩に行きその猫たちを
見に行くと居なくなっていた。
知り合いに聞いたところ、水を飲もうとして
用水路の深いところに落ち亡くなったらしい。
私は泣いた。悔しくて助けられなかった。
ごめんね、ごめんね……、ずっと泣いた。
お線香と花束をそっと手向けた。
あの記憶が今でも私の頭に残る。
夢にも出てくる。あの時助けられなかったことが
悔しくて。無念でたまにお線香あげるとき
つぶやくんだ。あのちびーずを
成仏させてあげて。あの子たちは生きていてほしかった。その日から私は祖母の周りでウロウロしてる
にゃんこと遊ぶようになった。たまにしつこいにゃん！と引っかかっれるがかわいい。
おじいちゃんにゃんこだけどかわちぃ。
どうか、少しでも殺処分がなくなってほしい
これ以上不幸になる子をふやさないでほしい。
お母さんには言ってないけどあの子達が
たまに目に焼き付くとないちゃうんだ
ごめんなさい。助けてあげれなくて……
無念だ。いまでも。