#言えなかったこと

＂生きたいと思ったって＂













屋上から飛び降りるのは、痛いかな




溺れるのは苦しいかな




手首を切るのは痛いかな




首を吊るのは苦しいかな




薬なんて買えないし




毒とか持ってないし




死に場所なんて、見つからないし





遺言とか、何書けばいいんだろ





誘拐でもされたいたな





通り魔とかいないかな




はやく死んでしまいたい





誰かの記憶の自分が嫌いだ




いつも取り繕ってばかりだ




何をやっても上手くいかない




生きてたってしょうがない

























＂ねぇ、二人で死んじゃおっか＂




そう言って笑った君が




今でも、頭から離れない




二人で家出して




＂どこ行こっか＂って




結局、大人に見つかって




それから、君は居なくなった






















あの時なんで言わなかったんだろう




＂居なくならないで＂って




＂死なないで＂って




そしたら君は生きてたかな




君の痛みに寄り添えなくてごめん




君を理解してあげられなくてごめん




君を救えなくてごめん




















でも、今なら君の気持ちもわかるよ





















＂ねぇ、一緒に死んじゃおっか＂



そう言って笑う僕に




＂嫌だよ、ねぇ、やめてよ＂



あの子の顔が歪む




＂分かってるよ、冗談＂




僕の言えなかった＂やめて＂が




あの子には言えて















それでも僕は生きたいとは思わない











＂もう君はいないのに＂
︎︎

夜の景色見ると考えてしまうことがある






君とふたりで歩いた塾の帰り道


僕も君も、自転車を押しながら

遠回りして家に帰る。


自転車をこげば５分もかからない道のりを

1時間かけて歩いていく。

毎日、そんなことを続けても話が尽きないなんて

良い友達をもてたなぁ…そんなことを考えていた。


君とふたりで勉強もして、

色んなことを話して色んなとこに遊びに行って。



ふたりだけの思い出が増える度に

友達以上恋人未満ってこういうことなんだなって

新しい感覚に見舞われた。


僕にとって君は、なんてことない友達のひとり

そして君もそう思ってくれているだろう。

そうやって、僕の幸せな仮定の積み重ねは

なんの約束もないまま、

彼女との変わらない未来を作り上げた。




しかし、仮定とはあくまで仮定であり

全てが結論に結びつくわけではない




中学三年の夏のある日、君は塾をやめた。


お互いに志望校目指して勉強三昧の日々

クラスが違ったせいもあって話すことは無くなった。

勉強のことしか頭になくなってしまった僕は

寂しいとは思わなかった。

ただ少し、塾の帰りが早くなって

隣が涼しくなって、

彼女のことを考える時間が増えただけで……






そして春､

冬に強ばっていた身体がほぐれていく感覚が

温かい。


僕は何か大きなモヤを心に残したまま

高校の合格発表を見て自分の合格を確認した。


そして不意に携帯を見ると

携帯は、僕の心のモヤの原因を鮮やかに映した。





震える携帯電話の画面には彼女の名前があった。





慌てて電話に出ると、

彼女は、優しく僕に言った。


｢春から同じ学校だね。｣


視線を感じて振り返ると、彼女がいた。

彼女は僕に近づき、見たこともないような笑顔と

飴玉みたいに大きな涙を見せてから

ゆっくり僕に抱きついた。



同じ学校を受験することを

きかされていなかったぼくは

驚いて、彼女に話を聞こうと思った。





なのに、



からだは彼女を抱きしめて離さない。

涙が勝手に溢れ出す。







からだの異変に気づくのと同時にわかった。
















｢僕は彼女が好きなんだ。｣

諦めようよ

今は違う人でしょ？


…そんな簡単に言わないで

この恋愛感情は

貴女が思っているより

複雑でとてもとても深いの

誰でも無理してることはあると思う

現に自分も無理してる

肺の穴が少しずつ大きくなるけど

なんとかなんとか塞いで

手術だって何回もしてきた

なのに追い打ちをかけるみたいに

喘息になって、酷くなって

諦めてたけれど

大好きな後輩が心配してくれて

しかも

大好きな彼氏も心配してくれて

たくさんの友達が心配してくれて

私の消息が分からなくなったら

NOTE15とかLINEとか

たくさん心配して声掛けてくれてて

(LINEの通知読み込むのに
30分かかったのは内緒)

まだまだ頑張れるなーって思ってて。

この間文化祭行った時

大好きな後輩に会えて嬉しかった

写真撮ったしね( ¯﹀¯ )♪

LINEの通知、頼音で埋まらんなー笑

私の消息が不明になったときも

頼音だけは通知少なかったなぁ(今更感)

今は色々心配してくれるけどね

(既読スルー多くて萎えてるのは内緒)






⋯⋯⋯⋯






ただ私は嘘をついた

皆が心配してくれて

帰ってきた時に私は

「謹慎になってた！ごめん！」

って言ったけど、

ありもしない罪で

謹慎になってはいた

ただ、大好きな後輩に会ったのは

謹慎最終日の9月10日

あの日と9日は学校行ってたけど、

喘息と肺の穴の広がりが酷くなって

2日の夕方から8日まで入院してたのは

内緒にするつもりだった

「もう少しかもしれないので
覚悟はしておいた方がいいですね｣

って言われてからもう1ヶ月経つ

嘘ついててごめん

あの時私は生死の境をさまよってた

そろそろ彼氏にも後輩にも友達にも

心配してくれた人に言わなきゃね。

でもなんだかんだ

長生き出来てて最高

頼音に会うまで

結婚するまで

絶対死ねないから

死なないから

死ぬつもりないから

1年くらい前

2人で旅行に行った時。

キミが海が見たいと言ったから

近くにあった海の傍の灯台に寄った。

知ってか、はたまた知らずか。

キミが指定したその灯台は

恋人達の聖地で有名らしい。


夕日が沈みかけた海を2人で眺める。

ふと目がいくのは

灯台の麓のモニュメント。

沢山の南京錠がかけられているそれは

メッセージや名前を書いて鍵を掛けると

その人との愛や絆が深まるらしい。

どこにあるのかと探せば、

近くの売店で売っているという。

しかし日が落ち、その店は閉まっていた。

残念だったねと私が言うと

夕日をバックにしてキミが言う。


"じゃあそこにある鐘鳴らそ！"


君が指さすそれは

この灯台のもうひとつのモニュメント。

『絆の鐘』

キミに手を引かれるまま

紐を一緒に掴まされる。

ふと傍にあった看板の説明文を思い出す。


でも、だってこれは、この鐘は

『-----------------』

顔を上げ伝えようとしていた言葉は

『どうかした？』と

わかっているのかわかってないのか

キミの微笑んだ顔を見たら

どこか言ってしまって。

なんでもなぁいと嘘をついて

紐を引っ張った。


リーン、ゴーン。

キミと私。2人だけの灯台。

夕日の沈む海に

鐘の音と波の音だけが

響いていた。





でも、だってこれは、この鐘は

---"恋人"が

"永遠の愛を誓うため"に

2人で鳴らす鐘なのに---

産んでくれなんてさ
…頼んでないんだよ







私は、生きててよかったと思ったことなんて
ないよ？

小さな光

子供の頃に感じていた
違和感が
間違いではなかったと
ようやく証明された
現在（いま）

言えなかったこと

もしかしたら

気づかないふりをしていた優しさが

届かなかった思いだから

こんなに切ないのだろう

今でも

後悔を背負って生きてくんだな

素直になれなかった

自分を呪って

最初は言えたんだ

でも最後になって

この恋の大きさ、

重さに気がついて

そしたら言えなくなったんだ、

「大好きです。そばにいてほしいです」


なんて、そんなことは

その重大さに気がついてから

言えなくなってしまったの。

最後に渡した貴方への手紙にも

この2文字だけ書けなかった。

これが運命だったのだろうか

もしそうなのだとしたら

神様は私にどんな試練を

与えたのだろうか

次にもしもあなたに会えた時

今度はちゃんと言えるだろうか

「貴方のことが大好きです。そばにいてほしい。」と。

「辛いなら言って、」
辛いけど言いずらいんだよ。。

「大丈夫？」
大丈夫じゃないって判断したら
対処してよ。。

「無理しないで💦」
無理しないとあんたらが
文句言うから無理してるんだよ！

「うちら、友達でしょ？」
友達って言うならさ、
守ったりしてよ。。

愚痴ってた人。

無視ってた人。

今まで本当にすみませんでした。

親友へ


最近、愚痴ばかりでごめんね。

本当にごめん。

あなたはうちの愚痴、
恋バナばかり聞いてる。

あなたの恋バナとか愚痴とか
うちは何も聞いてない。

なんでも話してよ。
これからは、なんでも
聞くから。

うちらは喧嘩しても
すぐに仲直りするよね。
それは長年、ずっーと
一緒にいたからだよね。

好きな人も教えて？
からかったりはしないから。
むしろ、言ってくれたら
めっちゃ応援する。

ホントは喧嘩したくないんだよ...
今まで言えなかったことここに書きました。

今まで本当にありがとう。

本当は､誰かを救う言葉を書きたい｡

君を救う言葉を書きたい｡

あの日の僕を救う言葉をあげたい｡


いつかはきっと＿。

お前のことは大嫌いだ
でも、お前がいなかったら
何も気付けなかったよ
悔しいが、ありがとう

このページはNOTEの皆さん宛です

＿＿＿が言えなかったことです


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私は1度、過去のことを話したことがあるけど


それはほんの一部で

まだ小さいことなんだよね


本当はたくさんある

あの子と縁を切った原因とか


家庭での荒かった出来事とか


まだ知らないよね


本当は、言いたい

話したい


けどね、もう終わったことだから

自分の話ばっかしてて嫌じゃないかと思って

言えなかった


それと


結構前の垢で


不運続きで「消えたい」と

投稿をした


けど、誰からも何も来なかった


あの時は引き止めて欲しかったなぁって

誰かを必要として欲しかった



そんなことがあるんじゃないかって

思って「死にたい」だの「消えたい」だの

言えなかった


それでなのか、


助けを求めることを辞めた


そんな日が続いて

助けなんて忘れてしまった



……こうやって

自分のメモ書きというか

ストレス発散として使っているノートに

過去のことを書いてると


涙は止まらない


全てを思い出して書いてるから


友達からの私を傷つけた言葉、行為は

許したいと思わないから

許そうと気持ちにならないように

ノートに残してる


もし、過去のこと全部話せたら


何か反応してくれるかな


何か言葉が欲しい


生きたいと思わせて。

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何か、言葉を投げかけていれば。