ハルユー・2023-08-19
言葉だけ流れて
終わらない夏に
少しだけ
疲れきったココロ
嫌いじゃないけど
明日が見えない
キミとの関係みたいで…
なんだか
ため息つく夕暮れ
会いたいよ…
月にあなたを重ね呟いた
素直になれない私を
いつも笑ってたね
泣けない私を
叱らずに隣に黙って
いてくれた
今夜は月が綺麗…
いつかまた巡り会える日
きっと心が呼び合う日まで
私は呟くでしょう
会いたいよ…
いつまで経っても
縮まらない距離感に
苛立ちながら
焦りながらも
恋心は加速する…
夏なごり
祭りの後のわびしさも
静かにチリチリと
燃える線香花火
哀しみすら優しい
長かった夏も
あっという間の夏も
流れた時間は同じはず…
なのに
キミのいない夏は
ただ ただ…ひとり
わたしの一人言が
一日を空まわりしてる
思いが深過ぎて
言葉を声に出来ない
たくさんの溢れ出す言葉に
心が追いつかずに
情け無いうなだれた自分に
ため息が出る
風になれたら…
あなたを包む光になれたら…
だけど
いつか私の言葉で
あなたに伝えたい思いがある
愛してる…が
聞きたいのに
愛してる…が
云えない
好き…ならば
簡単に言えるのに
闇を裂き 咲く花に
キミの言葉はかき消された
聞きたい言葉なの…
聞きたくなかった言葉なの?
もう一度言って
言いたいのに言えない
あと5センチの距離が
もどかしい