#記憶のカケラ

優しさだと気づいたのも

君を失ってからじゃ遅ぇんだよ、

あの頃

君は恋人だった


今の君は

過去に心通わせた

記憶のカケラ

あなたを思えば

記憶のカケラと

降り注ぐ花弁

きっと

もう求めてはいけない

心の向こう側が

悲しくて

何時までも

心の華は枯れないのに。。。

消したくない

あなたとの日々

大切な記憶

宝物の言葉

いつかの約束

雨の日は
胸の奥にしまっておいた
記憶のしずくが
こぼれ落ちてくる







あなたの思い出が
しみてくる

こんな静かな
雨の日には

運命的な出逢いと

奇跡的な物語は

必然的な別れと共に

儚く消えてしまった

あなたと
出会った時から分かってた
いつかサヨナラがくること

あなたを
好きになった日から分かってた
相思相愛にはなれないこと

あなたを
愛してしまった日から分かってた
永遠なんて無いことを

あなたを
思えば思うほどに
日に日に想いは募るけれど

あなたの
歩む未来の先には
私が居ないことも分かってた

それでも良かった
それでも幸せだった

たった１つの

『心恋』

新しい季節

新しい出逢い

新しい服

新しい居場所

新しいモノで溢れているのに

桜の花 咲く 香る 記憶

変わらない心と

変われない私

過ぎて行く

季節の中で

沢山の

言葉を交わしたの

あの日から

停まったままの

白紙のページ

あなたの指先で再び

めくる日が訪れる時を

そっと待ち続けてる

もう
遠い遠い
記憶になった

覚えてるのは
あなたを
大好きだった
私が居た事

小さな

頼りない光でも

闇の向こうでは

暖かく

光ってるよ

ふとした瞬間に感じる

あなたとの繋がり

まだ思い出しちゃうほど

心は忘れてないんだ

冷たい風の中
肩から力が抜けない

ポケットに何時も
居座ったままの

あなたのカケラ
記憶のカケラ

ぎゅっと握りしめては
空を見上げて思うよ

ねぇ
あなたに
逢いたい

忘れかけた頃

また

あなたは

現れるのかなぁ

記憶のページからは

なかなか削除

出来ないね

真っ直ぐな

想いは儚く

やがて

柔らかな

陽射しと共に

溶けてゆくのね