空蝉 しおん・2023-08-27
詩
詩書きさんと繋がりたい
詩。
詩を書くことぐらいしか
僕には出来ないようだ。
壊れていく現実を前に。
崩れていくのは、
あたしを繋ぎ止めていた
微かな微かな表皮みたい……。
溢れ出すあの人への想いを
どうにかしたくて
文字にしたのが始まりで...
知っていて欲しくて
でも、知られたくないような
気づいて欲しくて
でも、気づいて欲しくないような
そんな矛盾を抱えながら
仲良くしてたあの子に嫉妬して
ドロドロだった私の想いを
かわいいねって
受け止めてくれる人だった
産声を上げたばかりの恋だから
まだ、右も左もわからない
ただ遠くからあなたを見つめていれば
それで十分だったはずなのに
優しさに触れてしまった
あの瞬間は私だけに笑顔をくれた
恥ずかしくて、なにも話せなかった
それなのに、あなたは優しいから
ずっと遠巻きに見ていた、
かわいい笑顔で私を見ていてくれた
あなたを好きな子はたくさんいる
私を蹴落とそうとする子も
私の存在が気に食わない子も
たくさんいるけれど、
あなたが喜んでくれるなら
これからもあなたを見つめ続ける
あなたに恋をして
この夏が輝いたから
君の心をさまよっているつもりが
自分の心の中をさまよっていた。
キラキラときらめく星
淡い青の中
ゆっくりと沈んでいく
深海
クジラの声
深海のきらめき
【ダイヤモンド】
まだ、輝いてる。
ずっとずっと輝いてる。
もう暗闇は嫌だから、怖いんだ…。
だから、ずっとずっと、輝かせてる
皆からもらった
心のダイヤモンド!
「普通だ」とか「普通じゃない」とか
どっちだって構わないのよ。
平行線にあるものを
交わそうとしても疲れるだけ。
貴方もそうでしょう。
そうして疲れて嫌気が差して
答えの無い問い掛けに落胆するの。
貴女もそうでしょう。
全てが敵のように思えて
殻に閉じ籠る日々を繰り返すの。
卑しい言葉に惑わされないで
見せかけの闇に騙されないで
口先だけの囁きを聴かないで
美しくないものは信じないで
「普通だ」とか「普通じゃない」とか
そんな表面的な事は
どっちだって構わないのよ。
峰鏡牙
媚びるな
仰ぎ遊ぶな
煽りもてあそぶな
見ているのはキミだ
見下しているのはキミだ
ウソをウソと認めないのは
キミ自身の傲慢だ
嫌いでいい
無理に笑わなくていい
同調圧力など無視していい
ハリボテの化粧は
そのうち流れ落ちる
素でキミは美しい
抗うべきは輪廻だけだ
いつも一緒にいてくれる人
でも、突然いなくなってしまった
私は1人、、、
私は孤独になってしまった
また、あの日のように笑えたらいいな
いつも一緒に笑ってくれる人
でも、突然いなくなってしまった
私は1人、、、
私はこれから何をすればいいのか
また、誰か教えてくれる人が
見つかればいいな
どんなに会いたいと思っても
どんなに会いたいと願っても
もう、会えない人がいる
どんなに好きでも
どんなに気持ちを伝えたいと願っても
届かない思いがある
でも、たとえもう会えなくても
いつか、この恋が思い出に変わっても
あなたからもらったものは
ちゃんと心に残ってる
きっと消すことの出来ないこの恋は
心の中に残り続ける
人を好きになることの意味を
そして、本当に好きだった
あなたのことも
男性の思考と
女性の思考は
違うらしい
お互いが幸せになれる
縁で結ばれろ
振り回されて泣き腫らした夜
震える手で古いアルバム取り出して
純粋だったあの頃の思い出に縋る
あの日の私が恋していた優しい彼は
今頃どこで何してるのかな
もう私の事なんか覚えていないだろうな
一緒に通学路歩くだけで幸せだった
秋の夕暮れの中あの瞬間だけ二人きりで
クラスの人気者だった彼に
告白なんてできなくて
可愛い子達が見てないうちに
こっそり話しかけるのが精一杯
駆け引きや色恋なんて知らない
純情だったあの日の私達
今となってはあなたも私も
きっと大人になってしまったんだろうな
青春って儚いのね
卒業してから何年経ったんだろう
携帯電話を買って貰えなかった私は
連絡先も交換できなかったな
大人の恋愛ってやつに疲れ切った心
癒やしてくれるのは
淡く化粧施した遠い日の思い出達だけ
あなたが私を好きだという噂があったけど
あれはからかうための嘘だったのよね
あの時の幼い恋を実らせていたら
もっと強い心の支えになっていたでしょう
あの日の私は誰よりも恋をしていた
今思い返せば可愛い毎日だったわ
もう私も色気を求められる歳になった
純粋な恋愛なんてもう不可能なんだろうな
ピュアな心で生きている“大人”なんて
この世にどれくらい居るのかしら
成長って残酷なのね
昔お世話になった先生も従姉妹のお姉さんも
小さい頃から憧れたアイドルだって
みんなみんな駆け引きをしてる
みんなみんなそれを楽しんでいる
青春って一瞬なのね
クラスの人気者だった彼に
告白なんてできなくて
可愛い子達が見てないうちに
こっそり話しかけるのが精一杯
駆け引きや色恋なんて知らない
純情だったあの日の私達
今となってはあなたも私も
きっと大人になってしまったんだろうな
青春って儚いのね
楽しいが好き
どっかの国に乗っかり
誰だか知らない誰かの
ハッピーデイ
多くの場所がそれに
彩られ
商売も乗っかり
変な色だな
個人の自由が
空中浮遊
動物という言葉に
人間を含まない人が多い
人間以外を見下しているのか
人間が1番他の生物に
迷惑をかけているというのに
忘れた頃に、
小さな足音が聞こえてくる。
誰かが来る筈も無い。
此処は、灰色の地平線。
忘れ去られたあの硝子細工は
窓の下で今日も輝いている。
まるで壊れた、小さな月あかりのようだ…。