璃桜・2024-03-29
恋愛
過去の恋
振る勇気がないから
振られるのを待った
最後まで悪い女だったね
振ってくれてありがとう
あなたのおかげで
ヒロインになれた年
もしあなたとまた会った時は
”可愛くなったね”って
必ず言わせてやるからね
君に好きと伝えていたら
嫌われてたかもしれないんだ
だからこれで良かったの
友達のままの関係で
もう叶わない恋なのに
まだこの想いを引きずるの
この想いを言えないままで
この恋は終わってしまった
君と行ったあの海
何年経っても忘れられないや
君が好きなあの子になって
君の好きな人になってみたかった
冷たくされても大好きでいられる理由はね
過去の優しい思い出や人柄に
その人が美化されるからなんだって
どれだけの時が経っても
君を忘れられないだろう
あなたがそばにいてくれたら
一年記念になる筈だったクリスマス
でももうあなたは私のそばにいない
少し苦かったコーヒーも
少し甘かったココアも
味が思い出せなくなった
「雪降ってるよ」って言う君は
もう私の隣にはいない
あの冬の日の思い出は
過去になってしまった
「青春」の思い出
その欠片を探して