はじめる

#過去作

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全125作品・

奇跡の上に奇跡が重なって

僕らが出逢えたこと

それだけで幸せじゃ無いか_

燈夜 ・2021-11-17
燈は今宵闇に瞬く
生きてたいんだよな
ポエム
独り言
過去作
死にたい
辛い
好きな人
恋愛
君の隣に
鳥のように

真夜中の鐘が鳴り響いても

恋魔法は解けないと

伝えたかったの。


だから彼女に贈った硝子の靴の片方を

彼の元に残すように仕掛けたのよ

雄聖・2024-05-24
過去作
ポエム
硝子の靴
独り言
おとぎ話
好きな人
シンデレラ
星をなぞって
傷月泣いた日
タグお借りしました






春というにはまだ寒い、

風に冷たさが残る2月の終わり。

私は駅までのいつもの道を

自転車で走り抜ける。

少し前までのような、

刺すような冷たさではないけれど、

まだ冬の気配が濃く残ってる。

天気予報では来週から暖かくなると言っていた。

あと少し、もう少し。

君と同じクラスなのも。

あと少し、もう少し。

あの頃の温もりを思い出して、

寂しさを強く感じるのも。


『幸せになってね』


もう少しで君に会えなくなるというのに、

不思議と悲しみは感じなかった。

君はどう思っているんだろう。

やっぱりもう何も感じないんだろうか。

ちょうど1年前、私たちは別れた。

限界だった。ボロボロだった。

君が“やり直したい”なんて言えるのが

信じられないくらいに。

ちょうど2年前、私たちは付き合い始めた。

学年末テスト最終日。

悩みすぎてテストの結果は最悪だった。

そして、今日。

高校最後の登校日。

明日はもう、卒業式だ。

満員のJRに体を押し込む。

これももう、最後。

4月からは職場の近くでひとり暮らしを始める。

念願だった介護の仕事とひとり暮らし。

期待と不安が半分ずつ。

最初は何度も迷った学校への道も、

今では目を閉じても歩けるくらい。

君と歩いたのが懐かしい。

教室に着くと、卒アルに寄せ書きをしたり

写真を撮ったりとみんな楽しそう。

入るなり声をかけてきたのは

意外にも君だった。

「なんか書いてよ」

友達の多い君のことだ、

私以外にも書いてくれる人はいるだろう。

何を今更、と思いつつも

私はアルバムを突き返せない。

少し悩んで、ペンを走らせる。

“どうか君の未来が、幸せなものでありますように。”

私じゃない誰かと、幸せになれるように。

君がもう一度誰かを、本気で好きになれるように。

「ありがと」

君が寂しそうに笑う。

別れて1年が経つけれど、

君は彼女をつくらないみたいだ。

友達の噂ではまだ私とやり直したいらしい。

あれだけ傷つけあって別れたのに。

あんなにボロボロになったのに。

それでもいいと思えるほど、

私は君を好きじゃなかったんだろうか。

それとも君が引きずりすぎか。

どちらにしても私にやり直すつもりはない。

「卒業してもがんばるんだよ。

何にも、誰にも負けないで。」

「そういうこと書いてよ。

でもまぁ、ありがと。出会えてよかった。」

「うん、ありがとう。」

“私も出会えてよかった”

一瞬、口に出しそうになる。

でも、君の期待通りの言葉なんて

もう二度と口にしない。

君が残念そうな顔になるけれど、

ちょうど友達が私を呼ぶ。

だから、最後に一言だけ。

「私以上の誰かに出会って、必ず幸せになって。」

君が泣きそうに表情を歪める。

ごめんね、泣かせたいわけじゃないんだ。

私は友達を振り返る。

もう君とは話さない。

正真正銘の最後の時。

大丈夫、君は幸せになれる。

私はそう、信じてる。

瑞風・2022-11-20
小説
短編小説
片思い
失恋
卒業
季節外れ
独り言
幸せ
半分実話
過去作
過去作品

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記憶は美化されやすいから

今この瞬間を生きたい、と

一年前の私に答えてみたの

花絃・2025-02-01
過去作
今の私なら
記憶
人生
鏡の国の林檎娘

生きたくて生まれてきたんじゃない

なんて無責任なんだろう

私達は生まれるかどうかを選べない



死にたいわけではない


ただこの苦しい闇から

解放されたいだけ

惟祢・2023-11-11
君の隣に
苦しい
片思い
好きな人
好き
過去作

一週間に

たった一回でも

生きててよかったって思える日があるから

私はまだ頑張れる

惟祢・2023-11-11
努力
過去作
勉強
好きな人
ポエム
片思い
辛い
苦しい
しんどい

水銀のように輝いて君の頬を伝う

その涙にさえ嫉妬してしまうほど


僕はあなたを愛してた

皐月・2021-09-03
ポエム
失恋
過去作
あなたの涙になりたいと願う僕は
その涙を拭う勇気さえありゃしない

憧れのあなたはすでに背景
私だけが浮かび上がる世界
向けられた無数の白い目も
時間が解決してくれるそう

ふぇるまーた.・2021-12-23
はみ出し者が主人公
投稿の温度差よ
ポエム
過去作
謎のふぇるまーたworld
音程

想えば永く

語れば短く

月夜の戯れに身を委ね

千年の恋患いに

幕は降りぬて

愛を身に持つ

水睡・2020-07-30
ポエム
過去作
意味不明

大人達は
日常(じゆう)を縛り奪い盗る
夢(みらい)を見ること奪い盗る


大人達は
成績 見た目 力関係 従順な者の
声(ことば)しか認めない


大人達は
抗(あらが)う者を忌(い)み嫌い排除し
はみ出し者 脱落者 落ちこぼれの
烙印(らくいん)を植え付ける


大人達は奪う
大人達は縛る
大人達は支配する



自分達は...

ただ自分が自分でありたいだけ

ただそれだけなのに...



大人達のエゴイズムが
未来(ひかり)を奪い
絶望(くらやみ)へと沈める

ほのぼの・2021-07-30
過去作
10代
ポエム

現に眩む夢の跡

三日月の揺り籠に潜り込み

我が後悔を闇の底へと

水睡・2020-07-31
ポエム
独り言
過去作
意味不明

いつもの踏切渡って、こちらを振り向き

咄嗟に俯く自転車押した僕に

西陽を背に手を振る線路の上に君の影

降りる遮断機、横切る下りの単線

ガタンゴトン

君を乗せた電車が柔らかな浜風運んで

薫る菜の花が鼻をくすぐっても

こみ上げるこの甘酸っぱさの正体に

知らんぷりをして

慧兎・3日前
さよならよりもまたねって
ラムネ色の恋をして
過去作
ポエム

泣きたくなった時に私が求める存在。

芝生が柔らかくて、太陽は暖かくて、
聞こえるのはそよ風と小鳥達の歌声だけ。
海が近くにあるから、潮の香りも心地良い。
都会の喧騒から離れた田舎町に君は居る。

懐かしさが疲れた心を癒やしてくれるから
いつまでも此処に居たい。

桜の咲く頃には降り注ぐ花びらを浴びて、
まるで童話の登場人物のような
気持ちになれる。

太陽がいつもより強く照りつけるような日は、
思い切って寝転んでみると幼い頃が蘇る。

落ち葉が夕焼けのような色をし始めたら、
夕暮れ時に混じり合った色が
ノスタルジーを誘う。

世界が真っ白で幻想的な姿を見せると、
私は一人だと改めて実感するけれど、
決して淋しくはないんだ。

どんなに強い風が吹いても、
どんなに大雨が降り付けても、
変わらずにそこに居てくれる。

君と私が言葉を交わすことはないけれど、
君は私の悲しみも苦しみも淋しさも怒りも
全部全部受け入れてくれる。

君は私が居なくなっても
けして寂しくはならないだろうけど、
私が生きている限りは待っていてくれる。
いつも通りの笑顔で、
お散歩気分で会いに行く時も、
傷付けられてボロボロになって、
縋り付きたいような気持ちの時も、
充実した日々が壊れて、
空いた隙間を埋めるために
会いに行くような時も、
君はいつだって此処に居てくれる。

いつまでも、ずっと、此処に居る。

秘密さん・2023-08-10
ポエム
詩書きさんと繋がりたい
エッセイ
過去作
大好きな場所を想って書いた詩
案山子

『乳幼児期』


次の記憶は腕の中

ぐずり泣く僕を寝かせつけるは

母親だったか父親だったか


翌朝長い階段を

転げ落ちる僕を見ていたのは

あの女だったかあの男だったか


泣き喚く僕を抱き上げたのは

はてさてどこの

人間だったか

水睡・2020-07-27
過去作
記憶
黒歴史
終わり
ポエム

濡れ髪に

幼さ残るやわ手添う

私はそれで

幸せなのに

水睡・2020-07-31
ポエム
独り言
過去作
幸せ

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