#都々逸

君に送った想いは3つ
好きと嫌いと、会いに来て

濡 末
れ は
て 袂
見 を
た 絞
さ る
の と
夏 知
陸 の れ
奥 雨 ど
宗
光






解説

「袂を絞る」は着物の袖を絞るほどに激しく
泣くこと。

許されない恋や刹那的な恋において

いずれ涙に濡れることがわかっていても

その結末には目をそらして思わず

踏み込んでしまう瞬間がある。

恋は理性と相反するもの。

頭では分かっていても､気持ちは止められない。


『26文字のラブレター』 P.34 より

惚れさせ上手な

あなたのくせに

諦めさせるの下手な方

春を祝った花弁が散った
私の想いも散っていく

君が続けてつぶやく感謝
歪む視界で前を向く

恋に焦がれて 鳴く蝉よりも
泣かぬ蛍が 身を焦がす

最近重い？投稿が続いてますが、
今回の投稿は全然関係ありません。

皆さんに紹介したい本がありまして……
『26文字のラブレター』
という本なんですけど……

なんかNOTE15の皆さんが好きそうな感じで、
是非読んでみてください！

『都々逸』がこのNOTE15で流行ればいいなぁと
密かに思ってたり思ってなかったり……

歩み続ける貴方に告げる
憧れ、願い、恋心

1人作った手遊びを見て
君が笑った夏終わる

2人で作った手遊びを見て
一緒に笑う日々続く

寂しい緋色の
　　　　　　　
空を眺めて
　　　　　　　
貴方の言葉を
　　　　
想い出す

恋に焦がれて鳴く蝉よりも

鳴かぬ蛍が身を焦がす

あきらめましたよどう諦めた あきらめられぬとあきらめた

夏の終わりに旅立つ君を
つまらぬ顔で見送った

ホントは君に伝えたかった
「お願いだから、傍に居て」

君と並んだあの日の写真
今の私の宝物

君と笑ったあの日の記憶
永遠に私の宝物

恋に焦がれて鳴く蝉よりも


泣かぬ蛍が身を焦がす

口角上げて 突き刺す目線

隠す気もない 猜疑心