はじめる

#長詩(フウマ)

読んでると、
思わず胸がギュッとしめつけられる、
そんなポエムを集めました。

全126作品・


【グシャグシャ逆さま心臓】


紙をグシャグシャにして丸める

そして再び広げてみたら
しわくちゃだらけ

もう綺麗な紙には戻れない

「死ね」「消えろ」
「キモい」「価値なし」

無慈悲な言葉の書きなぐりで
埋め尽くされている


心は紙のように
グシャグシャにすると
綺麗な紙には戻れない

だから僕は
紙を広げて裏返して
笑ってみせるんだ

ほら、しわくちゃでも
白紙に元通り

でも、逆さまの感情で
裏返しのまま イキるしかない

フウマ・2024-06-10
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

【人間の使命とは?】


この世の人間は
何度も輪廻転生をするらしい

そして天国から
子供が親を選んで産まれてくる

この世に人間が生まれ
落ちて来る時

親は「劣等感」を抱えてる
親もまた子供と同じように
未熟な魂なのだ

そして僕ら子供は
知らず知らずのうちに
親の劣等感を受けてしまう

その劣等感を取り除くために
人は何度も何度も10万回
輪廻転生を繰り返すのだ

だからこの世から
「苦しみ」は消えない

この苦しみは「劣等感」

幸せになるために
生まれ落ちたのではない

魂が震え上がる程の
「歓喜」を得るために
生まれたのだ

誰かの悲しみに
「優しく」そっと寄りそい
「優しく」そっと耳を傾ける
そうすることで
「劣等感」という「苦しみ」は開放される

僕たちは、誰かの苦しみを
喜びに変えるために生まれてきた

だから僕たちは
必死に光を得ようとするのさ

そこでようやく
最後の、10万回の、輪廻転生が始まる

そしてここで
最高の「純心な心となり
歓喜に満ちた魂」となれる

なら、僕は今、
何度生まれ変わったのだろうか?
まだまだ先は長いように感じた
でも確かな光も感じられた

フウマ・2025-09-28
仏教の教え
人間が生まれ落ちた理由
劣等感
苦しみからの開放
優しさで救う
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)


【偽善という名の優しさ】


優しさというものは厄介だ
これは優しさではない

自分の意思とは関係なく
反応してしまう

例えば、この前の出来事

私が駐輪場から
自転車を出そうとしていたら
隣の人も自転車を出そうとしていた
その間には別の自転車が…

どうやらその方は
倒れそうな自転車のせいで
自分の自転車が出しづらくなっていた

私は心の中で
「面倒だなぁ…自転車倒すなよ」
と思ってました

だから、何も言わずに
倒れそうな自転車を直して
出しやすくしました

隣の方を助けたかったわけではない
倒れかけた自転車が
私の方向に倒れて来たら面倒だっただけ
たから、手を貸したまで

いわば、自分のためである

なのに、その隣の人は
そんな事は知らずに
「ありがとね」と優しい笑みで
お礼を述べるのだ…

その度に私は
「ああ…私はやっぱり嫌な奴、
そんな顔を向けないでくれ」

そんな風に思いながら
また、誰かに手を差し出すのだろう

これは、優しさではない

フウマ・2024-06-16
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

これらの作品は
アプリ『NOTE15』で作られました。

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プロフィール、ちょっと編集

たまに皆さんの詩に返歌をします。

♯勝手に返歌
♯あなたの思いを光に

このタグがついていたら、
誠に勝手ながら皆さんの暗い詩に
ささやかな希望の灯火を
添えさせていただきます
名前は告げません。
俺の気分で描きます

フウマ・2025-09-28
勝手に返歌
あなたの思いを光に
ありがとう
日記(フウマ)
水天一色(フウマのポエム)
短詩(フウマ)
長詩(フウマ)

なにも言わずに 彼女はボクの目の前から
忽然(こつぜん)と姿を消した

「悲しいな…」ポツリとつぶやく

何が悲しいかって…? それはね

「彼女は死を望むことでしか
自分を取り戻せなかった事だ」

自分を取り戻せても
彼女の命はもう戻らない

せっかく取り戻せたのに
キミが生きてなきゃ意味ないだろ

でも、ボクだけは悲しまない
彼女の想いを踏み躙(にじ)りたくはない

なのに、これほど悲しいことはないさ…

フウマ・2024-09-20
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

※長詩です




【あなたらしく】


今 何をしてる?

何を感じてる?

何がしたいの?


そんなことを繰り返す毎日で

もう 何でここにいるのか

わからなくなっていた


なぜ ここから出ようとしない?

なぜ ここにいる?

ここは どんな場所?

何を守りたかったの?

そもそも 守りたいモノって

なんだっけ……?

そんなことすら思い出せない


そんな時 あなたに出会った

存在を見つけてくれた

不確かな思いが

少しだけ変わった気がした


これは…気の迷い…?

たぶん違う


君は教えてくれた

大事なものを拾ってくれた

偽りの私の中から

『本当の私』を見つけてくれた

それだけで少しだけ…

ほんの少しだったけど

また頑張ろうかなって思えた

そう、あなたからは勇気ももらった


いっぱい いっぱい もらった

いろんなもので満たしてくれた

大事なものも思い出せた


でも…君はもうすぐ

ここからいなくなってしまう…


真摯(しんし)に向き合ってくれた

君だからこそ 伝えたい思いがある



信じることをやめないで

あなたは あなたらしくいてほしい

今の君が大好きだから


迷った時、辛くなった時

苦しくなった時、

泣きたくなった時、

自分を忘れた時、

なにを信じればいいかわからない…

もうダメだ と思ったら


また、ここに戻って来てください

そしたら きっと 取り戻せるはず


私を見つけてくれた君へ

今度は私があなたを見つけます

フウマ・2024-06-02
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

※長詩です。



【人と獣 】


醜い彼の姿はこう呼ばれていました。

「ベステア」

これは「ケモノ」です。


人間は「自分」とは違うモノを「恐れる」

畏怖(いふ)するんです。


「おれ が一体なにをしたという?

おれ は ただ……

喉の渇きを潤したかっただけなのに……。

それなのに人間は、おれを恐れた……。」


人間達はやがて

その恐怖に負けてしまい、

彼を襲う殺意へと変わってしまいます……。

「異端」の彼は誰にも受け入れられなかった…。


だから彼はその者達を蹂躙(じゅうりん)し、

恐怖を植え付け虐殺(ぎゃくさつ)しました

二度と自分をバカにされないように…。


でも、目の見えない彼女だけは違いました。

彼を恐れなかったのです。

それどころか、彼を「人」だと言ったのです。


彼は、疑問をぶつけました。

彼女に……。


「どうしてお前は怖がらない?」



彼女は言いました――。


「私は確かに、

あなたの姿を見ることは出来ない……。

けれども触れることも出来るし、

気配を、声を、そして思いを――

知ることができます。


あなたは悩み、怯え、考えてる。

そして……私のことを、

心配してくれたじゃないですか。


それが、あなたが人である証拠……。」



彼はその言葉で安心して、

同時に、「人」にさせてくれる

存在でもありました。


そして、やがて――

ケモノと彼女は二人穏やかに

幸せに暮らしました。



そう、目に映る全てはきっと、

その映るもの全てに

惑わされ、真実を見失って

しまっているのでしょう。


見えないモノに触れることが出来る時が来たら、

そのものの、本当の心との対話。

どうか 忘れないで……。

あなたのその心で、

手で触れて、感じ取って

真実を見抜いてください。

フウマ・2024-06-02
二次創作
モチーフ
ファタモルガーナの館
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

※長詩です



【親愛の誓い】


伝えたかった想いがある


それはすれ違った思いで

言葉にはしない


憎しみには変えたくなかったから

胸の奥に仕舞い込みました



勝手 気ままな想い…だと

あなたは懺悔(ざんげ)しましたね


心は苦しいほど

締め付けられましたが……


そこには

“ 汚れなき真っ直ぐな想いが

込められていました ”


それは、私を想う心



その想いを守り抜くため

憎しみに負けぬよう、

心にあなたの想いを刻み込みました


あなたは純真で、ただ

真っ直ぐなだけなのでしょう


だけど、その言葉は

真っ直ぐす過ぎて……

なぜかその光は時折、

私を苦しめるものへと誘(いざな)う


想いは変わらないのに

光だけは鋭く輝き…胸を刺す

私には重たい言葉に感じられて

手を伸ばしても掴めそうになかった


けど、あなたは いつも私の手をとり

温もりをくれましたね

心に、優しさもくれましたね

私のそばには常に光が存在していた


もう、開放しなくては…

叶えたい夢があるのでしょう



絆をここで交わそう

手を握って誓い合う友情の証

それは、輝くあなたの光が

陰らぬためのもの…



苦しくても、壊したくない

愛しているから

悲しくても、壊したくない

愛しているから



夢へと繋がる道へと

最後に、背中を押す



あなたの心、守れましたか?

フウマ・2024-05-31
心との愛の誓い
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

勝負に負けても良い
勝ち負けだけが人生じゃない

でも、全力で挑む
譲る気はない

正義の味方になれなくても良い
でも、手を差し伸べる事を
忘れたくはない

正しく生きようとしなくても良い
でも、見下して嘲(あざけ)る
人にはなりたくはない

躓(つまづ)いでも、転んでもいい
全力で挑め
人生は正義も勝ち負けもでもない
キミの歩む道がきっと正解

フウマ・2024-09-19
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)



【背景、死ねないあなたへ】


死ぬ勇気がない、僕は臆病者だ

生きてて ごめんなさい
死ねなくて ごめんなさい
死ぬ勇気が足りなくて
本当に ごめんなさい
この世に生きてて
本当に ごめんなさい

そんなに謝るなよ
死ぬのが怖いのは
痛がる自分を護ってるんだ

キミはもう自分を愛してる
そうじゃなきゃ
痛みをかばったりしないだろ

勇姿を振り絞って
死のうとしたキミ自身を
褒めてあげてよ

フウマ・2025-01-28
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)


※長詩です。
センシティブな内容となります。
ご注意ください!



【生死の計測器】


生死を計測する量りがあるとする

ある少女が重い病に侵されていて

余命はわずか5年


それでも少女は 毎日 自分と向き合い

懸命に生きようとしていた


隣のベッドの老人は 持病を抱えており

治る見込みは 0に等しい

だが 死に至る病ではなかった


その時 生死の計測機が反応した

どちらの生命に反応したのか



少女か? 老人か?



計測機が選んだのは どちらかひとりだ

もちろん どちらか片方の命はなくなる


私はおそらく 老人の命の方が

軽く計測されたのだと思う


少女の余命は5年なのだから

計測にかかっても おかしくはないはずだと

思わなかっただろうか?


少女は肉体的に若い

老人よりも長く生き長らえる可能性が高い

だから「生きる価値」があると

計測機は判断した


だが ここで疑問が湧かないだろうか?


計測機の概念は理解できたが

釈然としないのは なぜだろう…


私は感情論を唱えているわけではない


老人は確かに持病を抱えており

老いてはいたが…

もしかしたら 少女よりも長く生きる可能性も

あったのではないだろうか?


老人は命に関わる病を

抱えていたわけではない


むしろ 少女の方が命に関わる

病に侵されて いたではないか

それに 少女の余命は5年だ



私は聞きたい

どちらの命を量るべきだったのか、を…



この問いは 解いてはいけない

シュレディンガーの猫のよう

フウマ・2024-05-11
シュレディンガーの猫
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

※長詩です



【人間嫌わないで】


なぜか いつも この口は
何かに暴言を吐(は)いている

なぜか いつも この身体は
何かを傷つけてる

「キモい。消えろ。死ね。」
そう言って、あなたは殴った

そんな形ない心は
いつも 傷つけていた

そんな見えない心は
いつも 傷ついていた

だから もうさ 止めにしよう?

そう 誰かがいうと
次は『自分』が標的になる

その気持ちがあるから
人間は 厄介なものを 見ようとしない

見て見ぬふりを続けるんです


本当に愚かだよね 人間は
最低だよね 人間は
疲れるよね 人間は
ウンザリだよね 人間……

でも、ちょっと待って
少しだけでいい
人間の構造『身体』
それを思い出して


探し物が見つからない
怪我をして泣いている
街中にゴミが落ちている
重そうに荷物を持っている
心ない言葉で攻められている

大丈夫だよ 心配しないで
今、希望に変えるから


探し物が見つからなくて
困っている人を見つけたら、
人間という『頭脳』で駆使して
一緒に見つけてあげよう

怪我をして泣いている人がいたら、
人間という『心臓(こころ)』で
手当し 笑顔にしてあげよう

街中にゴミが落ちていたら、
人間という『両手』で拾って
捨ててあげよう

重そうに荷物を抱えていたら、
人間という『両足』で支えて
荷物を運んであげよう

心ない言葉で責め立てられている
人を見つけたら、
人間という『全身』を力にして
こう言ってやれ!!

『お前が死ね』と

すると どうだ?
そいつは きっと こう言うはずだ

『ふざけるな!』と

だったら次は
こう言ってやるんだ

『ふざけているのは君の方だ!
君が今 言った事を
僕はそのまま言っただけだ!』と


そう、人間の身体は、武器なんです


でも、悲しいね…
それが凶器になってしまっている


そう、使い方 次第で 変えられるのさ


『頭脳』で探し当て、
『心臓(こころ)』は傷を癒やし、
『両手』で美化して、
『両足』は支えとなり、
『全身』を力に変える


あなたの その身体は
盾であり、刃でもあるってこと、
忘れないでください


これを駆使できるのは人間だけ


人間は この世で 一番 残酷だけれど
それ以上に美しくて素晴らしい


だから、まだ人間嫌わないで


もし、また、あなたが、
人間 嫌になって 嫌いになったら
この言葉を思い出してください


『人間、辞めないで…』

フウマ・2024-05-22
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)
苦しい
人間


【流麗構文(りゅうれいこうぶん)
~夢を結ぶページ~】


それは 羅列(られつ)された記号だった

自己を主張するものだと思っていた

記録化されたものでしかなく

情報を取得するものとしか
認識していなかったのかもしれない


だから 本には苦手意識があった


だが しかし

1ページ開ければ そこには 想像を結ぶ

たくさんの星々が広がっていて…

まるで 広大無辺

文字通り 夢中になって 読み耽(ふけ)る


それは 洗練された流麗(りゅうれい)

著作が送る声明

記録化されたものでしかなく

情報を取得するものとしか

認識していなかったのかもしれない


それから 本への認識が変わった

私にとって本とは

夢を与えてくれる趣向品だ

フウマ・2024-05-07
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)


【感動】


泣くと感動したという

でも、泣くことだけが
感動ではない

「感動とは」…
・強い感銘(かんめい)を受けて
深く心を動かすこと。

「感銘(かんめい)とは」…
忘れられないほど深く感じること。
心に深く刻みつけて忘れないこと。

映画で泣けなくとも
たとえ悲しみを抱けなくとも

苦しみや 切なさ 寂しさ 虚しさ

ひとつでも心 動かす感情を抱いたなら
それは立派な感動なんだ

苦しみ と 悲しみの瀬戸際
葛藤があるから 泣けないんだね


空は広いね、でも僕は狭いよ
太陽は眩しいね、でも暖かいよ
月は切ないね、だから綺麗だ

君は 今も 感動しながら生きているんだ
その事を忘れないでね

フウマ・2024-04-09
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)



比べられるのが辛い

だって自分は劣ろってるんだと
思い知らされるから

絵を描いても、
自分よりも上手い人に褒められても
所詮はお世辞だと すぐに判ってしまう

最後の「頑張ってください」に
どれだけ傷つけられただろうか

だからボクは絵のサイトに
投稿するのを辞めた

お世辞がなけりゃ 褒め称えられない
そんなボクの絵

自分すら愛せないのだから
描いた絵も泣いているね

作り上げたキャラクターが死んでしまう
だからボクだけは愛してあげなきゃ

上手くかけなくても
作り上げだけた(キミ)だけは
笑顔を忘れないでね

フウマ・2024-09-23
水天一色(フウマのポエム)
長詩(フウマ)

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