#雪

雪もいつかは溶けるけど

この傷が癒えることは無い

君が見つけてくれると信じてるから

僕は今日も雪に埋もれてかくれんぼ

久しぶりに見た雪に君の居る場所も

降ったのかなんて君の事を思った刹那

雪色に染まった世界の中

走る貴方に無事を願った

雪解けの日に昨日と変わらない姿があった

春の予告を知らせようと待っていたのかな

きっと貴方は不機嫌な風から

私を護ってくれてたのかしら

気づけば2月も閉じようとしてる

季節も色を変えようとしてる

冬から春になっていく


今年は何年振りかの積雪

一足早く咲いた菜の花も雪に覆われていた

でも、雪が溶けた翌日には

変わらずに咲く姿があった

雪よりも、花に驚かされた


空を見上げることが好き

冬の空は一番好きな時期の空

静かで、澄んでて、何処か寂しそうな

そんな空が好き


また空を見上げる余裕が

減ってきてるので、

今の時期限定の空を眺めたいと思う

もう少しだけ

この雪が掌に

残っていて欲しい

キミとの時間が

消えてしまいそうだから

季節が止まる


降りそそぐ雪が"まだだよ"と


人もそうなのかも


でも


今はそれでも良いのかもね



今のあなたを見つめるために..

今のあなたの繊細な感受性に...





あなたの心(なか)にあるものに

降り固めた雪が手の上で溶ける様に

厚くした想いも手で包めば溶けるかな

明日雪が降る‥。

あなたに雪が降るから気をつけてと言った‥。

そしたらあざすと言ってくれた‥。

その一言が嬉しいです‥。

彼女だから言うのよ‥。

「雪かきは楽しそう」
テレビのニュースを見ながら
ねるねるねるねを練りながら
君が言った。
なるほど、たしかに
たまになら、いい体験に
なるかも知れない。
小学生の、社会科見学の
ような…
しかし、雪かきという
単純な重労働が
毎日続くとしたら…
君にとって
雪のイメージは
パウダースノーで
錬る前の
ねるねるねるねの
粉のようなものなのだろう。

不安は毎日、毎日
増えていくばかり

いつか私の不安は
誰かのおかげで
雪のように
スっと溶けて
無くなるのかな

それはいつなんだろ
そもそも不安が
消える日は
本当に来るのかな

そんな日が
来ることを願う

いつか叶いますように

雪降る‥。
あなたは私に‥。
お仕事からの帰り遅くなると言われた‥。
私は待ってると言った‥。
でも案外雪は溶けて‥。
いつもどうりLINEできた‥。
雪よありがとう。あなたもよかった‥。

あなたが練った

ねるねるねるねに

雪が落ちた。

その結晶の

美しい図形が

ねるねるねるねに

溶けた時、

私の心の色が

変わった。