#電車

もう朝になったよ。
私の朝は、満員電車が片付けたの？
昔は親の声より感じてたはずだよ。
鳥のさえずりと春の陽気を探す虫取り網

駅構内って、人が増えたり減ったり。

私も似たようなものなんだ…
人がいない間は、本当に辛くて
周りさえよく見えなくなる。

無事に地元へ帰ってきました

社会の縮図に毎晩乗って帰る。
届きそうで届かない、青空と少女の笑い声
目が覚めるといつも白い吊り革…

あなたが
電車で
外国人から
ねるねるねるねについて
尋ねられる日が
きっと来る。

そのときに
うまく
答えられるように
あなたは
外国語を
勉強しているのだ。

私は

電車で

知らない町へ行く。

魔女が支配する

ねるねるねるねが特産品の

あの街へ。

線路沿い 片手にビール缶

通り過ぎる電車にも

ストーリーがあって

皆 息を繰り返してる

私は、知らない街に、
電車に乗って出かけている。
鞄の中には、
ねるねるねるね。
それ以外に、
頼りになってくれそうなものは、ない…



そういう夢を見るあなたは、
疲れているのだろう。

電車を待ちながら私は
ねるねるねるねを練る計画を立てた。

知らない街で知らない色に変わる…

永遠に来ないことを知りながら
私は待ち続けた。

「恋の極楽特急」を

聞きながら

ねるねるねるねを

練ると

そのねるねるねるねの色は

すごいスピードで

オレンジ色に

変わったのだ。

僕の記憶が正しければ
15年くらい前の
2月頃…
僕は
北海道に居て


TOEICを受けるため
僕は…

ねるねるねるねを
買うために僕は

錦岡

という駅に
行った。

もっとも

錦岡と言う名前は
Google検索で
調べた。

その時の僕の
TOEICのスコアは
たしか
５４０…


今ならもっと
うまく練ってみせる
自信はある。

電車に揺られながら死にたい

だって終電があるってまるで

生きてるみたいじゃない？

電車の中では

Please refrain from

ねるねるねるねなのだ。

一生止まらない電車に乗って
窓側の席に1人座って
窓から見える景色をずっと眺めていたい

あの日みたいにホームで待っててよ。

あなたの香水の匂いで

あなたを探すから。

どんなに重い荷物を持ってても

走ってあなたの所に走るから。