夢叶(むか)・2023-02-19
死にたい君へ
頑張った君へ
『死にたい』は
前にも後ろにも進めない結果
「消えたい」は
自分がどうすればいいかわからなくなった結果
でも、前とか後ろに進めなくても上下左右斜め
どうすればいいかわからなくなってもゲームしたりネット漁ったり
知らないうちに道を選んでるんだ
ちょっと回り道を選んだだけ
前も後ろも怖いから
それでいいんだよ
「分かってほしかった」
「知ってほしかった」
自分の努力は周りの人達に潰され跡を失くす
「僕は頑張った」
そう言っても信じてくれる人はいなかった
ならば、誰を信じろと言うのですか?
頑張り続けた努力も、我慢し続けた涙も
グラスから全てこぼれ落ち空となった
「僕の努力はいつ認められるのですか…?」
君は優しい
優しすぎて自分は後回し
そんなことしてたら疲れちゃうでしょ?
まずは自分に優しくしてあげてね
自分を殺して
笑って黙っての繰り返し
本当は自分で気づいてるのにね
そんな自分が嫌いだってこと…
気づいた時には傷だらけで
治すことが難しいところまで来てしまったんだ
別に生まれたから生きなきゃいけない訳じゃない
どっちを選んでもそれは君の自由だし、それを責める理由なんてどこにもない
…ただ、ちょっと寂しいかなって僕は思う
本音を言える場所をくれたのは君で、君に僕は恩返しできてないと思うから
あと3年
それだけの時間が過ぎればきっとなれるんだ
僕頑張ってるよ
作曲も歌も勉強してるよ
僕を必要としてくれて、心配とかしてくれた
そんな君が僕は好きだ
君の優しさは僕だけじゃない
他の人も必要としてる
ありがとう
失敗したくないよね
「自分は邪魔だから」
「迷惑かけてるからこれ以上は…」
いいんだよ
もう十分頑張ったんだから
気付いたときには嘘の笑顔が当たり前になってる
誤魔化す術を手に入れてる
本音を言いたくても怖いから、バレたら引き返せないから嘘をつく
そうして自分の傷をえぐり続ける
治す術を知らないまま…
自分ために自分を偽る
信じれる人がいないから
自分がどうすればいいかわからないから
人のイメージに合わせることで幸せを探す
そんなことしても意味などないとわかりながら
「なりたい自分になれないから」
「本当の自分を守りたいから」
本当の気持ちは蓋を閉じて隠す
だけど、いつか出てきてしまうんじゃないかって焦って痛くて苦しくて…
嫌われたくなくて
呆れられたくなくて
頑張って笑う
『
助
け
て
』
と言えぬまま
いつも我慢してきたんだよね
泣いていいよ
疲れたでしょう?
ここでは誰も笑わない
皆で泣こう?
我慢しなくていいんだから
お疲れ様
誰かのために生きるのもうやめよう?
君は君のために生きていいんだよ
誰かのためじゃなくて君のための人生
周りに合わせるのはもうおしまい
壊れる前に逃げないとゲームセットだよ
誰よりも愛してあげたかった
守ってあげたかった
でも…
自分を守るためには自分を殺すしかなかったんだよね
それ以外の方法を僕らは知り得なかったんだよね
大丈夫
君は頑張ってる
いつかきっと報われる
そう信じるしかないんだ
「余計なことを言わないように」
「周りに迷惑をかけないように」
本音を隠した
言葉にするのは嘘ばかり
自分に吐くのは暴言ばかり
自分のことを守るためだなんて壁を立て続けてしまうんだよね
「命があるから生きなきゃいけないの?」
そんなことないよ
別に生きなきゃいけない権利がある訳じゃない
死んだらいけない権利があるわけでもない
だから、本当に君次第なんだ
君の選択を咎める権利は誰にもない
…ただ、君から僕は少しの幸せをもらった
ダメな僕を認めてくれた
優しさを絶え間なく与えてくれた
僕はそんな君に生きててほしいなんて思ってしまう
残酷な人間でしょう?(笑)
ありがとう
僕に優しくしてくれて